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GoogleAdWordsの品質スコアを決める要素とは?

AdWords

GoogleAdWordsがリスティング広告を行う際に、掲載順を決める鍵を握っているのが品質スコアです。
この品質スコアは複数の要素を組み合わせた上で評価され、評価が決まる仕組みです。
ここでは、その品質スコアを決める要素について、調べてみました。


GoogleAdWordsの品質スコアの基本

リスティング広告を語る上で欠かせないのは、当該WEBサイトがどの様な品質であるのかという事です。つまり、品質如何によって入札単価が変化するという事を、知らなければならないということです。端的に言えば、品質が良ければリスティング広告のランキングも向上しますが、逆に芳しく無ければ、ランキングの向上に期待を持つのが難しくなります。検索サイト大手のgoogleでは、この考えを「品質スコア」と名付け、1から10迄の間で10段階評価制を敷く事になりました。(10が最も品質スコアが高く、この数値が減る程に品質スコアは落ちると定義されています。)さてそれでは、品質スコアはどの様に決定されるのでしょうか。一般常識的には、単純なリスティング広告のクリック率だけで決まるのではないかと、考える人もいるかも知れませんが、幾つかの複合的な要素と共に決定されます。

品質スコアとは、広告やキーワード、ランディング ページの品質を表す指標のことを指します。品質スコアが高くなるほど、入札単価を低くおさえつつ、広告掲載順位を上げることができます。・品質スコア(1 ~ 10 段階評価)と品質スコアを決定する各要素(推定クリック率や広告の関連性、ランディング ページの利便性)は、アカウントの [キーワード分析] で確認できます。・広告やランディング ページとユーザーの関連性が高いほど、品質スコアが高くなります。・品質スコアは、広告オークションにおける競争力の総合的な推定値となるため、オークション時の広告ランクの算出には使用されません。
引用元:品質スコアとは – AdWords ヘルプ https://support.google.com/adwords/answer/140351?hl=ja
コメント:品質スコアの考え方は、実に合理的な判断で決定される様です。但し、オークション関連の広告コンテンツは範囲外という考え方をGoogleはアナウンスしています。

品質スコアのイメージ
引用元:品質スコアのイメージ https://ferret-plus.com/986
コメント:図をみれば分かるように、赤枠内がリスティング広告です。リスティング広告は、「広告」という文字が、タイトルの下等に配置されている特徴があります。


品質スコアの求め方

品質スコア算定要素の概要

品質スコアは「広告の全般的な品質」を評価するもので、アカウントのキーワード毎に10段階(1~10の数値)で表され、それは主に次の要素を加味して決定されます。・推定クリック率・広告の関連性・ランディングページの利便性※一言で言うならば、「ユーザーが求めている情報と広告の関連性が、どれくらいマッチしているかを数値で表したもの」ということです。

引用元:Google アドワーズの品質スコアの基本と3つの誤解 | アナグラム株式会社 https://anagrams.jp/blog/basis-and-3misunderstandings-of-quality-score/
コメント:品質スコアは、ユーザー需要と広告コンテンツ等の関連性にあると、言えるでしょう。


品質スコアを決める過程をもっと詳しく

広告の推定クリック率

広告の推定クリック率とは、過去の実績から判断される広告のクリック率になります。ユーザーが検索してくるキーワードや環境(配信先など)毎に細かく分類し判断されています。このクリック率が他の広告と比較して相対的に高い or 低いかで評価が行われます。
引用元:品質スコアに効くリスティング広告文の作り方。クリック率以外に大事にすべき3つのポイント。 http://shirofune.atelier.hmup.jp/blog/11http://shirofune.atelier.hmup.jp/blog/11
コメント:googleには既に、膨大な検索結果から生じるデーターが蓄積されています。ですから、ある特定の検索キーワードがワンワードだけに留まらず、ツーワード以上で検索された結果等の情報も保存されています。更に言えばWEBサイト単位で、どの様な検索キーワードがリスティング広告等への、クリックに繋がるかという事も分かるので、「広告の推定クリック率」は品質スコアを計算する上では欠かせない存在です。


表示 URL の過去のクリック率

広告の過去のクリック数とインプレッション数をベースに算出されます。
引用元:《AdWords》品質スコアを改善するには3大要素だけでは足りない – Adbian Nights http://adorange.hatenablog.com/entry/2016/01/26/220000
コメント:インプレッション数という用語の”インプレッション”を辞書で引いてみると、印象とか感銘等という意味が最初に見つかるでしょう。しかしこの用語には、効果や結果等という意味も存在します。ここで使用される「インプレッション数」というのは、WEB業界では後者の意味で捉えるのが適切です。したがって「インプレッション数」は、リスティング広告等のコンテンツが表示された回数と、同義語という事になります。


ランディングページの品質

この指標は広告をクリックしたユーザーにとって、リンク先であるランディングページがどれくらい使いやすく、有益であるかを示す指標です。評価が高いと判断されるランディングページの特徴として、ページ自体が見やすくユーザーが欲しい情報が整理されていることや、ユーザーの操作性の部分で使いやすいことなどがあります。より細分化して要素をみると、ページの読み込み速度や、サイトの信頼性・情報性(個人情報などの登録画面の前段階で商材やサービスについての内容について詳しく記載する)なども判断材料の一つとなっています。
引用元:リスティング広告運用者を助ける  品質スコアの基本と改善法!! | リスティング広告運用代行(PPC広告)ならBigmac inc. http://big-mac.jp/recommend/basic-method-of-improving-quality-score-to-help-the-listing-advertising-operator/
コメント:ランディングページの品質も、リスティング広告に密接な関係があります。ここのページは徹底した見やすさも然ることながら、分かりやすく商品やサービスの潜在的購入希望者の疑問や、不安を払拭させる文章を掲載する事が必要です。

スマートフォンのランディングページイメージ図
引用元:スマートフォンのランディングページイメージ図 https://web60.co.jp/lpo-2.html
コメント:パソコンを持たずにスマートフォンだけで、インターネットを利用しているユーザーも多い様です。ですから、パソコン用だけではなく、スマートフォン用ランディングページ等の需要も増えてくるかも知れません。


広告と検索の関連性

広告文とキーワードとの関連性を明確にする検索連動型広告は、あるキーワードを検索した時に広告を表示させる手法です。ユーザが検索に使用したキーワードと著しくかけ離れた広告内容では、仮に審査に通ったとしてもユーザにとって気持ちの良い広告にはなりません。そのキーワードを使って検索したユーザの気持ち(検索意図と言います)を考え、どのような広告文であれば目に止め、興味を持ち、クリックしてもらえるか、をしっかりと考えましょう。そのときに、なるべく対応しておきたいのが、「キーワードを広告文に含める」ということです。実際にYahoo!やGoogleで検索してみると分かりますが、広告文の中に検索キーワードが含まれていると、その部分が太字になっています。検索に使っているくらいですから、その瞬間のユーザの頭の中はそのキーワードが大きく占めていることでしょう。そこに、検索結果の中でそのキーワードが太字で表示されていたら、嫌でも目に止まります。キーワードが含まれていない広告文に比べれば、確実に目立っていると考えられます。
引用元:テキスト広告の「広告文」の基本的な考え方(検索連動型広告編) | 株式会社イクスネット http://www.nasu-exnet.jp/think-text-ad-text-for-search-advertising/
コメント:リスティング広告の最も重要度の高い機能が、検索キーワードでの検索と同時に、連動させるという「検索連動型広告」です。つまり自動的に検索結果ページの先頭や最後、あるいは端に、関連性の深いキーワードに従ったコンテンツを掲載されるのです。ユーザーはどのリンクが良いのかを、WEBページ上を目で追いますから、ユーザーの関心を、強く引くものにしなければなりません。


地域別の掲載結果

Googleは2008年9月4日、アドワーズ広告のレポートにて「地域別の掲載結果レポート」(Geographic Performance report)の提供を開始した。地域別掲載結果レポートは、アドワーズ広告のインプレッションやクリック、コンバージョンを、地域別に表示する。レポートでは国、地域、都市、市区ごとに、アカウント単位、キャンペーン単位、広告グループ単位で集計・表示する。
引用元:Google、アドワーズ広告で「地域別の掲載結果レポート」提供開始 ::SEM R (#SEMR) http://www.sem-r.com/google08/20080905103045.html
コメント:地域別に非常に細かいレベルでの分析が出来ます。勿論、得られたデーターは品質スコアにも影響します。


ターゲットに設定しているデバイス

<ターゲットに設定しているデバイス>デスクトップ PC やノートパソコン、携帯端末、タブレットなど、各種デバイスでの広告の実績
引用元:trueview動画広告の品質スコアについて – Google 広告主コミュニティ https://www.ja.advertisercommunity.com/t5/%E5%BA%83%E5%91%8A%E3%81%AE%E9%85%8D%E4%BF%A1%E8%A8%AD%E5%AE%9A/trueview%E5%8B%95%E7%94%BB%E5%BA%83%E5%91%8A%E3%81%AE%E5%93%81%E8%B3%AA%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%82%A2%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/td-p/15636?nobounce
コメント:今やパソコンだけでなく、スマートフォン等は誰しも所有しているデバイスなので、どの様なデバイスでオペレーションが行われたかというのは重要な意味を持ちます。

iPhone
引用元:誰しもが持っているスマートフォン http://www.pckiraboshi.com/smtotabnobible.html
コメント:スマートフォンの登場は、WEBマーケティングに大きく影響していると考えられます。ですから品質スコアに加えるのは、ごく自然な事です。