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Googleアナリティクスで使う【セグメント】とは

Googleアナリティクス

アクセス解析の定番ツールGoogleアナリティクス。その膨大で詳細なデータから、自分に必要な数字だけ切り分けてくれるのがセグメントです。セグメント機能を活用すれば、自分のサイトの目的を達成するのが一層簡単になります。Googleアナリティクスでセグメントの意味や種類その使い方をご紹介しましょう。

セグメント
引用元:Free illustration: Smiley, Laugh, Funny, Cheerful – Free Image on Pixabay – 432563 https://pixabay.com/en/smiley-laugh-funny-cheerful-432563/


Googleアナリティクスで使うセグメントの意味

セグメントとはそもそも、部分、区分、分けるといった意味があります。Googleアナリティクスでは、セグメントはあるユーザごと・セッションごとで絞り込みできる、分析をする際には欠かせない機能です。例えばスマホで見たセッションだけを絞り込んだり、ある手順でページを見たセッションだけに絞り込んだりと、グループに分ける感覚でデータを表示できます。詳細に分析をするには、見るデータがどんなユーザのものなのかを把握する必要があります。セグメントを利用して分析の単位を絞り込むことで、さまざまな角度から必要な情報だけを見られます。
引用元:分析をしたいならセグメントを使う!Googleアナリティクスの基礎 | ネット集客にお困りの中小企業のためのWebマーケティングBlog https://www.pro-s.co.jp/marketingblog/webmarketing/googleanalytics/843

PCとタブレットとモバイル
引用元:Free vector graphic: Responsive, Laptop, Ipad – Free Image on Pixabay – 1702827 https://pixabay.com/en/responsive-laptop-ipad-touch-screen-1702827/

分析における『セグメント』というのは、分割されたデータのことです。データを分けて見ていくことで、問題点を発見しやすくなります。つまりセグメントしてデータを見ることは、ウェブサイトの改善のために有効で基本的な方法です。
引用元:Google アナリティクスで実践する データ/セグメント活用(基本編) | Dentsu Isobar – デジタルエージェンシー http://www.dentsuisobar.com/news/2016-1020/

Googleアナリティクスではじき出される膨大なデータの中から自分にとって必要な情報を絞り出す機能 = セグメント機能ということですね。


セグメント機能を利用するメリットとは

人のアイコン
引用元:RMを始める前に / マーケットセグメントを整理する | ホテルマネジメントをサポートする / 亜欧堂 http://aoudo.jp/blog/?p=253

使ってみるとわかるのであるが、このアドバンスセグメントが驚くほど多くの気づきを与えてくれる。 例えば、あなたのサイトの平均滞在時間が3分だとする。これだけのデータからサイトに対してなんらかの改善策を考えることはできませんね。しかし例えば・検索エンジンからのアクセスのみ = 平均滞在4分・リスティング広告からのアクセスのみ = 平均滞在2分というデータが出たとしたらどうでしょうか。リスティング広告の見直しが必要かもしれない、という発見がありますね。このように、実際にサイトの改善につなげるような分析を行う際にアドバンスセグメント非常に有効です。
引用元:アドバンスセグメントでデータを斬って斬ってきりまくる! – ぱぱぞー御殿 http://papazoo.hatenablog.com/entry/2015/11/03/125818

※アドバンスセグメントというのはGoogleアナリティクスにおける セグメントの以前の名称です。このように、セグメント機能によってアクセス解析を現状把握のツールから改善点発見のツールにグレードアップさせることができます。

グラフ
引用元:Free illustration: Entrepreneur, Idea, Competence – Free Image on Pixabay – 1340649 https://pixabay.com/en/entrepreneur-idea-competence-vision-1340649/


セグメントの種類

データをいろんな切り口で見る!といっても、どう切っていいのかわからない…そんな初心者でもセグメントを使えるようにGoogleアナリティクスには最初から22種類のセグメントが用意されています。たいていの用件はそれで満たせそうですが、より高度な分析がしたい人はギャラリーからセグメントをインポートしたり、自作でカスタマイズしたりもできます。

ユーザーザマリー
引用元:サイトの課題を発見!新しくなったGoogleアナリティクス セグメント 第1回セグメントとは | Googleアナリティクス | ひびの備忘録 http://www.h-nanae.com/analytics/googleanalytics/entry-62.html
コメント:特にカテゴリに分かれることもなくこんな風に並んでいるセグメント

ユーザー     すべての訪問 (訪問)     新規ユーザー(訪問)     リピーター(訪問)行動     1 回だけ訪問したユーザー(ユーザー)     複数回訪問したユーザー(ユーザー)     直帰した訪問(訪問)     直帰以外の訪問(訪問)     サイト内検索を実行したユーザー(ユーザー)デバイス     モバイル トラフィック(訪問)     タブレット トラフィック(訪問)     タブレットと PC のトラフィック(訪問)     モバイルとタブレットのトラフィック(訪問)参照元     検索トラフィック(訪問)     無料検索トラフィック(訪問)     有料検索トラフィック(訪問).     参照トラフィック(訪問)     ノーリファラー(訪問)コンバージョン     購入したユーザー(ユーザー)     コンバージョンに至ったユーザー(ユーザー)     コンバージョンに至った訪問(訪問)     コンバージョンに至らなかったユーザー(ユーザー)     トランザクションが発生した訪問(訪問)
引用元:サイトの課題を発見!新しくなったGoogleアナリティクス セグメント 第1回セグメントとは | Googleアナリティクス | ひびの備忘録 http://www.h-nanae.com/analytics/googleanalytics/entry-62.html
コメント:こんな風に分類して考えると何を選んだらいいか分かりやすいですね。後ろについている(訪問)(ユーザー)は単位です。具体的にいうと訪問はセッション数、ユーザーはユニークユーザーのことで例えば同じ人が毎日1回3日間サイトに来るとセッション数は3、ユーザー数は1となります。


セグメントの基本の使い方

ユーザーサマリーの画面
引用元:Googleアナリティクス基礎:セグメントの使い方と分析や広告 http://www.kagua.biz/help/segment.html
コメント:まずはレポートを表示して +セグメント をクリック

画面上方にあります、セグメント部分をクリックしますと、あらかじめ用意されたセグメントが用意されていますので、それらをクリックして選ぶだけでも、すぐに絞込みが可能です。絞り込んだ後は、左側のどのメニューでも適用されます。たとえば、モバイルトラフィックに絞込んで、モバイルはどういう自然検索キーワーが多いのか、どういうランディングページが多いのか、などを調べられます。セグメントメニューは、開きますと予めいくつか用意されています。たとえば、コンバージョンに至ったユーザーとそうでないユーザー、新規ユーザーとリピーター(セッション単位ですが)など、組み合わせても使えそうなセグメントが組み込まれていて便利です。
引用元:Googleアナリティクス基礎:セグメントの使い方と分析や広告 http://www.kagua.biz/help/segment.html

セグメントは4つまで複数選択が可能です。下の例ではPC・モバイル・タブレットという3つのトラフィックを選んでいます。

Googleアナリティクスの画面
引用元:分析をしたいならセグメントを使う!Googleアナリティクスの基礎 | ネット集客にお困りの中小企業のためのWebマーケティングBlog https://www.pro-s.co.jp/marketingblog/webmarketing/googleanalytics/843

3つのセグメントのセッションやユーザーの数を比較するとモバイル経由のお客とPC経由・タブレット経由のお客のそれぞれの総数やページを見ている時間などの他に新規のお客はどのデバイスで増えてるかも分かります。今後どのデバイスのサイトを強化するかどのような広告を作っていくかといった方針もより鮮明に見えてきます。

PCやタブレット
引用元:Free vector graphic: Apple, Imac, Iphone, Ipad, Macbook – Free Image on Pixabay – 1684586 https://pixabay.com/en/apple-imac-iphone-ipad-macbook-1684586/

セグメントはAnalyticsを代表する機能であり、サイト解析をおこなう上では絶対に欠かせない機能です。セグメント機能を駆使すれば、Analyticsの既存の項目だけではわからなかったデータが、いろいろわかるようになると思います。
引用元:Google Analyticsのセグメント機能で、詳細なアクセス解析を簡単にする方法 | 株式会社LIG https://liginc.co.jp/web/seo/104136


戦略的にセグメントを活用していこう

グラフとルーペ
引用元:Free illustration: Chart, Graph, Analytic, Cubes, Bars – Free Image on Pixabay – 1545734 https://pixabay.com/en/chart-graph-analytic-cubes-bars-1545734/

セグメントを使いこなすためにも、デバイスカテゴリやメディアなど、頻繁に使うディメンションは必ず覚えておきましょう。一度覚えてしまえば、以降はセグメントを効率的に作成できます。その上で、以下の重要点を押さえてセグメント作成をしましょう。基本の絞り込みは必ず行うその上で、特定セッションとそうでないセッションを比較するコンバージョンしたセッションに近い傾向なのに、    コンバージョンしていないセッションに絞り込んで調べるセグメントはセッション単位で絞り込める強力な機能です。分析に役立ちそうなディメンションや分析ポイントを試行錯誤して、分析の幅を広げてみてください。
引用元:セグメントって何?アクセス解析で発見を得るための基本的な考え方と設定方法 – UIDEAL | ナイル株式会社 https://uideal.net/blog/03/361/

セグメントを自分で設定できるようになると、こんな切り口で調べたらどうなるのかな?とセグメントを作ることそのものにエネルギーを傾けてしまう危険もあります。分析は大切ですが、分析したことを活かすことはもっと大切。そのためにもセグメントを作る際に「もしかしたら自分のサイトでユーザーはこんな動きをしているのでは?」と仮説を立ててそれを実証するようなセグメントを設定してみましょう。そのうえでユーザーに目的の行動をとってもらうには何ができるか考えサイトをぐんぐんレベルアップさせてくださいね。

グラフと矢印
引用元:Free illustration: Graph, Chart, Sales, Increase – Free Image on Pixabay – 841606 https://pixabay.com/en/graph-chart-sales-increase-841606/