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Googleアナリティクスの核【コンバージョン】とは

Googleアナリティクス

コンバージョンはGoogleアナリティクスでアクセス解析をする際の不可欠要素です。自分のサイトの目的をバッチリ果たすためにも、コンバージョンをなぜ設定する必要があるのか、その数字は何を意味しているのかをきちんと理解して、コンバージョンを活用できるようになりましょう。

的
引用元:Free photo: Archery, Arrow, Goal, Sports, Focus – Free Image on Pixabay – 472932 https://pixabay.com/en/archery-arrow-goal-sports-focus-472932/


Googleアナリティクス「コンバージョン」の意味とは?

Googleアナリティクスを使う際にどうしても普段あまり使うことの無いカタカナ用語と出会います。コンバージョンもそんな言葉のひとつかもしれません。Googleアナリティクスの用語は、英単語の一般的なイメージとは違う意味を持つことも多いので正確に用語の意味を理解しましょう。

「コンバージョン」とは、Webサイトを訪問した人が、商品を購入したり資料請求したりするなどして、あらかじめサイトのオーナーが設定した“Webサイトの目標”を満たす行動をとったことを指す。何をコンバージョンとするかは、サイトの目的によってさまざまだ。ECサイトなら商品購入、顧客獲得サイトなら会員登録や資料請求が一般的だが、その他にも、サイトによっては、 サポートページでプログラムの更新ファイルをダウンロードすること アンケートに回答すること メールマガジンに登録することなどをコンバージョンとする場合もある。コンバージョンは、コンバージョンした訪問に結び付けてカウントされ、集計期間中にコンバージョンがあった訪問の回数のことを「コンバージョン数」という。
引用元:「コンバージョン数」と「コンバージョン率」を理解する[第20回] | Googleアナリティクスとは/衣袋教授のGoogleアナリティクス入門講座 | Web担当者Forum http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2012/08/30/13510

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引用元:Free illustration: Change, Arrows, Hand, Leave, Pen – Free Image on Pixabay – 1076218 https://pixabay.com/en/change-arrows-hand-leave-pen-1076218/

英語ではコンバージョンという単語は「変換」を意味します。Googleアナリティクスのコンバージョンはどうかというと例えばネットショッピングのサイトだったら、「お客様候補」だったユーザーが商品を買って「お客様」になる、その変換のことをコンバージョンと呼ぶようです。アンケートサイトの場合はアンケートに答えてくれたらコンバージョンが起きたことになります。


なぜコンバージョンが重要なの?

なぜコンバージョンが必要かつ重要なのか、それはなぜGoogleアナリティクスを使うのかということと深い関係があります。

Googleアナリティクスってなんの為に使うの?
引用元:Googleアナリティクスの目標設定していますか? | Googleアナリティクス | ひびの備忘録 http://www.h-nanae.com/analytics/googleanalytics/entry-72.html
コメント:あなたのサイトの目的は?


目標設定の意義

サイトの目的に合った 目標設定=コンバージョンの設定 によって自分のサイトが、その目的に合った作りになっているかどうかを数値によって客観的に見ることができるようになります。自分のサイトの真の状態を知る ⇒ Googleアナリティクスを使う理由

Googleアナリティクスの目標設定していますか?
引用元:Googleアナリティクスの目標設定していますか? | Googleアナリティクス | ひびの備忘録 http://www.h-nanae.com/analytics/googleanalytics/entry-72.html

購入したユーザーが検索したキーワードは?購入したユーザーはどのページを見ている?購入しなかったユーザーはどのページで離脱した?コンバージョンの設定によって改善すべき点が浮き彫りになる

マーケティングとは、ユーザーの行動を見据えて、効果的な施策を実行し、ゴールまで至ったか、至っていないか、至っていないならどこで離脱したか、などデータを解析し次の一手を検討するものだ。データを解析するには、ゴールを含めたユーザーの行動を計測しているのが前提であり、その計測するものこそ、目標、すなわちコンバージョンだ。コンバージョンを計測せずして、マーケティングを実行しているとはいえない。マーケティングとコンバージョンの計測はセットと考えておこう。Googleアナリティクスが優れている点は、これらのゴール目標、コンバージョンを計測するための設定が簡単にできるという点だ。
引用元:初心者必見!Googleアナリティクスのコンバージョン 活用法 | Webマーケティング 大司馬の戦略 http://web-heihou.jp/blog/analysis/googleanalytics-goal1/

登りの山道
引用元:Free vector graphic: Destination, Goal, The Purpose – Free Image on Pixabay – 1285851 https://pixabay.com/en/destination-goal-the-purpose-1285851/

サイトの最終目的を果たすために求められる目標アクション(コンバージョン)。それを測るためには目標設定=コンバージョン設定が必要。ということなんですね。

ここで知っておくべきことは、コンバージョンの獲得イコール、ネットマーケティングの目的達成だということです。コンバージョンはネットマーケティングの出口という、極めて重要な位置を占め、全施策の終着点になることを、しっかり押さえて下さい。
引用元:コンバージョンの完全理解(保存版) | Web集客の開花塾 https://web60.co.jp/cvr.html
コメント:「全施策の終着点」というと 一段と重みが増します。


設定できる目標は4種類ある

目標設定には「到達ページ」「滞在時間」「ページビュー数/スクリーンビュー数」「イベント」の4種類がありますが、9割以上が「到達ページ」として設定されます。なぜならば「到達ページ」以外の3つ指標は、わざわざ目標として設定しなくとも別指標として数値が分析できるからです。しかしサイトによっては「滞在時間」や「イベント」を目標設定するケースもあるので、運用されるサイトに合わせて目標を設定ください。
引用元:http://liskul.com/googleanalytics-goal-12917#4 http://liskul.com/googleanalytics-goal-12917#4


コンバージョンの関連用語を理解する

コンバージョンの重要さを踏まえて、設定をしたりデータをみようとするとコンバージョン数・コンバージョン率・トランザクション・クリックスルーコンバージョン・ビュースルーコンバージョン…とコンバージョンに関連したたくさんの用語がでてきます。そういった用語についても正しく理解していないとデータを正しく把握することができません。

コンバージョン率は、最低0.1%単位で数字を評価する必要があります。0.1%と0.2%を比べると、わずかな違いと思うかも知れませんが、両者の違いは2倍です。仮にネット広告に100万円を投じていれば、Webサイトのコンバージョン率を0.1%から0.2%に上昇させることは、広告費を1/2の50万円削減することを意味します。
引用元:コンバージョンの完全理解(保存版) | Web集客の開花塾 https://web60.co.jp/cvr.html

0.1%でも大きな違いを意味することがあるんですね。コンバージョンに関連する重要な用語はしっかり覚えましょう。

本を読む鳥
引用元:Free photo: School, Book, Know, Study – Free Image on Pixabay – 1661731 https://pixabay.com/en/school-book-know-study-education-1661731/


コンバージョン数とコンバージョン率

大まかにいうとコンバージョン数とは 集計期間中にコンバージョンが起きた数              コンバージョン率とは コンバージョン数をセッション数で割った数となります。コンバージョンとトランザクション(総コンバージョン)について理解するとコンバージョン率がもっと分かりやすくなります。


コンバージョンとトランザクション

グラフとドル
引用元:Free illustration: Money, Financial, Business – Free Image on Pixabay – 1425580 https://pixabay.com/en/money-financial-business-strategy-1425580/

Google アナリティクスの「コンバージョン」と「トランザクション」の違いについてですが、例えばECサイトにおいて、目標を商品購入(購入完了ページのURLに到達)としたときに、「コンバージョン」は訪問者のセッションが持続している間は何度購入完了しても「1」としかカウントされませんが、「トランザクション」については購入完了した回数だけカウントされます。(トランザクションはGoogle アナリティクスのeコマースレポートで使われる指標です)具体例で考えてみましょう。先ほどのカニ通販のサイトで、1度自宅用にカニを1セット購入(購入完了ページまで到達)したユーザーがいたとします。しかし、親戚にもらっていたお歳暮のお返しをしてなかった事を思い出したこのユーザーは、すぐさま同じカニ通販サイトで親戚に贈るために贈答用のカニを1セット購入した、とします。この時にカウントされる数値は、「コンバージョン:1、トランザクション:2」となります。(セッションは持続している前提)
引用元:Google アナリティクスとリスティング広告の数字はどうして違うの?に答えます | アナグラム株式会社 https://anagrams.jp/blog/the-difference-between-google-analytics-and-google-adwords/

顧客の獲得数が知りたい ⇒コンバージョンを使う売上の総数が知りたい  ⇒トランザクションを使うということになります。何を知りたいのか経営方針によって使う指標が変わってくるんですね。


クリックスルーコンバージョンとビュースルーコンバージョン

CPAからアトリビューション系指標へ移行するためにやらなければならない3つのステップ
引用元:CPAからアトリビューション系指標へ移行するためにやらなければならない3つのステップ(前編) | Fringe81社長日記 http://www.fringe81.com/blog/?p=1017

クリックスルーコンバージョン ⇒ サイト内のリンクをクリックしてコンバージョンが発生ビュースルーコンバージョン ⇒ サイトを見た後、別の経路からコンバージョンが発生こうしてみるとクリックスルーコンバージョンの方が感覚的にピンときますね。でも下図のようなデータもあるようです。

アドテクで変わる記事広告の価値引用元:アドテクで変わる記事広告の価値|デジタルマーケティングラボ http://dmlab.jp/adtech/new_tech/adtech140811_1.html
コメント:ビュースルーコンバージョン、あなどれません。


コンバージョンの基礎がつかめたら…

コンバージョンとは、ということで設定の重要さや用語の意味はつかめました。コンバージョンの正確な意味も分からずGoogleアナリティクスを使っている状態からは大きく一歩前進しました。でもコンバージョンを意のままに活用するのはむしろこれからです。コンバージョンの設定方法、データからどのように問題点を把握して改善するかといった応用知識と運用経験が求められるでしょう。この一歩を足掛かりに、サイトの目的達成のためコンバージョンを活用していきましょう。

Success
引用元:Free illustration: Success, Profit, Successful – Free Image on Pixabay – 663328 https://pixabay.com/en/success-profit-successful-aspiring-663328/