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Googleアナリティクス【リマーケティング】とは

Googleアナリティクス

Googleアナリティクスをアクセス解析のために使っているサイトは多いですが、リマーケティングにもGoogleアナリティクスが使えることはご存知でしたか?今までGoogleアドワーズを使っていた人も、実はGoogleアナリティクスで飛躍的にリマーケティングを最適化できるんです。

Online Marketing
引用元:Free photo: Online Marketing – Free Image on Pixabay – 1246457 https://pixabay.com/en/online-marketing-internet-marketing-1246457/


Googleアナリティクスをリマーケティングで使うとは?


まず、リマーケティングとは

リマーケティングとは、一度サイトに訪れたユーザーをディスプレイネットワーク上で継続的に追跡し広告を出し続けることです。(ディスプレイネットワーク上で表示ということはつまり、ユーザーが普通にWEBページを閲覧している際に、広告が表示されるということです。)しかも、ディスプレイネットワークは通常閲覧サイトのジャンルにあった広告が表示されますが、リマーケティング機能ではそれが無視されます。つまり、リマーケティング広告の内容が閲覧サイトのジャンルと全く関係ない場合でも広告が表示されます。ネットサーフィンとしていると、いつも同じ広告が表示されているな、と感じたことはありませんか?もしそうであれば、リマーケティング機能により広告が表示されている可能性が非常に高いです。
引用元:リマーケティング機能って何?|リスティング広告の運用代行ならカルテットコミュニケーションズ https://quartet-communications.com/info/listing/market/4171

PCから飛び出る二進数
引用元:Free illustration: New York, Skyline, Laptop, Monitor – Free Image on Pixabay – 1071162 https://pixabay.com/en/new-york-skyline-laptop-monitor-1071162/

ユーザーの興味あることに合わせて広告が自動的にカスタマイズされていくといったイメージでしょうか。確かに気になる情報が何度も現れると、買う気を後押しされますよね。Googleにはそんなリマーケティングに使えるツールが二つあります。一つはGoogleアドワーズ、もうひとつがGoogleアナリティクスです。それぞれの違いを知りましょう。


Googleアドワーズのリマーケティング

リマーケティングタグを読み込んだクッキーを持つユーザーに対して配信する広告の配信方法。違う言い方をすると、「一度サイトに訪問したユーザー」という広告上のカテゴリを作る手法です。
引用元:GAリマーケティングのススメ(1/2) – でぶててのWEB録 http://tetesuke.hatenadiary.jp/entry/google-analytics-remarketing-1

メモ帳のイラスト
引用元:Free illustration: Icons, Symbols, Structure, Notepad – Free Image on Pixabay – 850057 https://pixabay.com/en/icons-symbols-structure-notepad-850057/

サイトのページにタグを埋め込んで、そのページを訪れたという情報を集め、リストを作り一定数があつまったらリマーケティング機能が働き、広告が配信されます。そしてこのリマーケティングのキモは「どのくらい意味のあるリストを作れるか」にあります。ですが、タグをページに埋め込む方法ではそのページに来た段階で「これじゃない」と離脱した訪問者も間違ってそのページに来ただけの訪問者も リストに載ってしまいます。


Googleアナリティクスのリマーケティング

Google Analytics
引用元:Free illustration: Google, Analytics, Seo, Search – Free Image on Pixabay – 1385511 https://pixabay.com/en/google-analytics-seo-search-engine-1385511/

Googleアナリティクス(GA)のタグを利用するリマーケティング。Adwordsリマーケティングのように任意のページへ来訪したユーザーという括りだけでなく、サイト内のユーザー行動や流入経路などGAで取得できるユーザー情報をもとに配信する方法。 ex.)サイト内での滞在時間が1分以上 かつ 訪問別ページ数が2以上のユーザー精度を求めるのであれば、GAリマーケティングを使ったほうがベターです。Googleアナリティクスを使うことで詳細にセグメントができるので、無駄なコストを省くだけでなくユーザー行動にあった訴求をすることができます。

引用元:GAリマーケティングのススメ(1/2) – でぶててのWEB録 http://tetesuke.hatenadiary.jp/entry/google-analytics-remarketing-1

Google アナリティクスと連携すると、「過訪問回数」「滞在時間」「閲覧ページ数」「過去購入金額」「地域」といった情報を組み合わせてリマーケティング ユーザーリストを作成できます。より詳細なリマーケティング用のリストが取得できるので、広告活用の幅も広がります。詳細なリストによりユーザーのセグメントを細かく分類できるので、ニーズにあった広告を配信し、獲得率のUPにつながります。また、Google AdWordsのリマーケティング タグで実行できる、来訪履歴でのリマーケティング設定もGoogle アナリティクスを活用してより簡易に設定できます。
引用元:ASCII.jp:ノウハウ+定番設定大公開!GAを活用したリマーケティング|これから始める Google アナリティクスの使い方 http://ascii.jp/elem/000/001/087/1087366/

Googleアナリティクスを使ったほうが、リマーケティングのキモであるリストがより精度の高いものになる = より効果的になる ということなんですね。確かに、訪問時間やサイト内での動きも踏まえてターゲットを絞れば望んでいない人に広告がガンガン表示されてかえって印象を悪くするといった事態も防ぐことができますね。


Googleアナリティクスリマーケティングを始めよう

さっそくGoogleアナリティクスを使ったリマーケティングを始めましょう。GoogleアナリティクスとGoogleアドワーズのアカウントは持っているとして3つの段階があります。① GoogleアナリティクスとGoogleアドワーズのアカウントをリンクさせる② ウェブトラッキングコードの一部を変更する③  Googleアナリティクスの管理画面上でリスト作成の設定をするそれぞれについて説明します。

タブレットに映るグラフ
引用元:Free photo: Modern Technologies, Marketing – Free Image on Pixabay – 1263422 https://pixabay.com/en/modern-technologies-marketing-1263422/


GoogleアナリティクスとGoogleアドワーズのアカウントをリンクさせる

リンクの方法は以下の通りです。1.Google Analyticsにログインし、[アナリティクス設定]タブを選択します。2.リンクさせたいAnalyticsアカウントとAnalyticsプロパティを選択します。3.[Adwordsのリンク設定]を選択し、チェックボックスを選択します。4.タイトルを入力します。5.[アナリティクスビュー]、[アカウントをリンク]を選択します。 これでGoogle AnalyticsとGoogle Adwordsのリンクの設定は終了です。
引用元:結局、何ができる?GAリマーケティング! https://webbu.jp/ga-remarketing-1754

落ち着いて順番通りやれば大丈夫です。リンクがうまくいっていないとAdwords経由の訪問が(not set)と表示されてしまいます。リンクがうまく行ったら次はコードの変更です。


ウェブトラッキングコードの一部を変更する

Google アナリティクスの計測タグのコードの中で1行だけ書き換えます。

プログラムコード439引用元:結局、何ができる?GAリマーケティング! https://webbu.jp/ga-remarketing-1754
コメント:ちょっと見づらいかもしれませんがこのようになっているコードの赤い文字の部分を…

修正したプログラムコード
引用元:結局、何ができる?GAリマーケティング! https://webbu.jp/ga-remarketing-1754
コメント:このように変えます。前の方は一緒で~https:// の後からが変わっています。

これでトラッキングコードの変更も終わりました。いよいよリストの設定に入りましょう。


リマーケティングリストを作成する

Google Analyticsにログインしてから 管理画面上でアナリティクス設定のタブを選択して始めます。

Googleアナリティクス
引用元:Googleリマーケティングの設定の仕方(Googleアナリティクス編) | NePress http://nepress.jp/analytics/1507
コメント:アナリティクス設定タブをクリック。プロパティの列にあるリマーケティング→ユーザーリストをクリック。

Googleアナリティクスの新しいユーザーリスト
引用元:Googleリマーケティングの設定の仕方(Googleアナリティクス編) | NePress http://nepress.jp/analytics/1507
コメント:新しいユーザーリストをクリック。

Googleアナリティクス
引用元: http://nepress.jp/analytics/1507
コメント:ビュー と 移行先のアカウント のメニューで対象になる内容を選択します。

Googleアナリティクスの画面
引用元:Googleリマーケティングの設定の仕方(Googleアナリティクス編) | NePress http://nepress.jp/analytics/1507
コメント:リストを作りたいユーザーの条件を設定します。ターゲットを絞る訳ですね。左の画像ではすべてのユーザーが選ばれていますが最初のうちは「スマートリスト」を使うとよいでしょう。スマートリストについては後で説明します。

Googleアナリティクスの画面
引用元: http://nepress.jp/analytics/1507
コメント:ユーザーを何日間リストに入れておくかという有効期限を設定します。管理しやすいようなリスト名を付けて保存をクリック。これで出来上がりです。


ユーザーの条件はどうするか


まずはスマートリストがおススメ

※スマートリストとは?Googleアナリティクスのコンバージョンデータの機械学習により、その後のセッションでコンバージョンに至る可能性の高いユーザーを見極めて、そうしたユーザーに的を絞って動的に作られたリマーケティングリストのことです。機械学習では、さまざまなデータ(例: 位置情報、端末、ブラウザ、参照 URL、セッション継続時間、ページ閲覧深度など)を分析することで、その後のセッションでコンバージョンを達成する可能性が高いユーザーを見極めます。もっとかみ砕いていってしまえば、 Googleアナリティクスで自動生成されるCVしそうなユーザーを集めたリマーケティングリストと言う事です。
引用元:アド論 byGMO » Googleアナリティクス リマーケティングってどう使ってる? http://ad-ron.jp/?p=10687

コンバージョンしそうなユーザーをGoogleアナリティクスが選んでくれるとは!とってもありがたいリストですね。もちろん、マーケティングの作戦によってリスト化したいユーザーは変わってきます。そうなると自分でセグメントを作って細かいカスタマイズをすることになります。

簡単に成果を上げる5つのユーザーリスト  コンバージョンした全てのユーザーの「訪問別ページビュー数の平均値」   を超えるユーザーのリスト  コンバージョンした全てのユーザーの「訪問時の平均滞在時間」を超える   ユーザーのリスト  「ブランドネームでサイトに訪れたユーザーでコンバージョンしていない」   ユーザーのリスト  「入力フォームに到達滞在したユーザーでコンバージョンしていない」   ユーザーのリスト  「参照元の中でコンバージョン数が多い参照元から訪れた」   ユーザーのリスト
引用元:複雑なGoogleアナリティクスリマーケティングで簡単に成果を上げる5つの手法と設定方法 | アナグラム株式会社 https://anagrams.jp/blog/5-ways-to-deliver-a-good-result-in-remarketing-with-google-analytics/

上記のように効果の出そうなセグメントをいろいろ考えることができます。しかし、ここで注意すべき点が一つ。あまりにも狭いターゲットを設定すると広告を配信できるリストのボリュームが溜まりません。つまりリマーケティングが発動しない!ということになってしまいます。20歳から30歳の女性で独身で…とするより大きく 20歳以上の女性 くらいの方がリストが溜まりやすい、ということも覚えておきましょう。