お知らせ・ブログ

googleアナリティクスは、【共有】で進化する!

Googleアナリティクス

googleアナリティクスは便利なツールであると、多くのWeb担当者等に利用されています。
しかし、工夫をするとより利便性の高いツールに、進化する代物と言えるでしょう。
ここでは、共有というキーワードで、改めて当該ツールを見直して見ました。


ショートカットの共有

新たな機能として追加された、ショートカット機能は非常に優れた代物と言えます。また、効率面から言っても工数削減に繋げる事が出来ますから、積極的に利用すると良いでしょう。

ショートカット機能を使うGoogleAnalytics に新しい機能『ショートカット』がリリースされたので、早速使ってみました。まだβ版ですが、とても便利というのが率直な感想です。この『ショートカット』は、特定のレポート画面にボタン1つでアクセス出来るようになる、文字通りのショートカット機能です。早速、ショートカットを作成してみます。現時点(2012年9月時点)では、「ユーザ」「広告」「トラフィック」「コンテンツ」の4種類のレポートで使用可能です。この機能が真価を発揮するのは、フィルタやセグメントやセカンダリディメンションを活用し、カスタマイズを重ねたレポート画面を表示する場合です。ショートカット機能が追加されるまでは、URLのコピペがフィルタルールを復元する唯一の方法でしたので、ショートカット機能の意義は大きいです。今回追加された「ショートカット」は、以前から手間だったレポート画面の共有を容易にする便利な機能です。いつも利用する画面や、複数人で確認したい画面では積極的にショートカットを作成すると後々幸せになれると思います。ショートカットをうまく使い、分析作業を効率化しましょう。
引用元:GoogleAnalyticsでサイト分析 http://libra017s.hatenablog.com/
コメント:人力でURL等のコピー・アンド・ペーストという方法は、本来、コンピューターを利用する場面では適切な方法とは言えません。何故なら、人間は常に誤りを犯す動物であるからです。この様な新たな機能を、人によってはリスクと捉え、既存の作業進行方法で仕事をしようとする人、あるいは組織があるかも知れません。そういう場合にはまずはサンプル等を作り、自分で試してから周りにアピールすると良いでしょう。

googleアナリティクスのメニュー
引用元:googleアナリティクスのメニューにショートカットを確認 http://libra017s.hatenablog.com/
コメント:簡単に出来るので、まずはトライしてみましょう。


アセットの共有

編集権限のあるユーザーは、[管理] セクションでショートカットをアセットとして管理することもできます。
引用元:レポートのショートカット – アナリティクス ヘルプ https://support.google.com/analytics/answer/2676996?hl=ja
コメント:管理者権限が無ければ、前述したショートカット機能を利用する方法を取る事になります。ショートカット機能は便利な事は間違いありません。しかし、アセットを作成する方が、カスタムレポート・カスタムセグメント等を幅広く、尚且つ容易に共有出来るので利便性は高いと言えるでしょう。但し、管理者権限が必要です。


複数のアセットをまとめて共有化する

複数のアセットをまとめて共有する方法1.Google アナリティクス アカウントにログインします。2.[アナリティクス設定] タブをクリックして、アセットを共有するビューに移動します。3.[ビュー] 列で [アセットの共有] をクリックします。4.共有するアセットを選択します。表の上のチェックボックスをオンにすると、すべてのアセットを選択できます。5.[共有] をクリックします。6.共有タイプとして [テンプレートのリンクを共有] か [ソリューション ギャラリーで共有] のいずれかを選択します。7.[共有] をクリックします。この表では他にも、アセットを削除したり、ソリューション ギャラリーからアセットを読み込んだりできます。
引用元:GAIQ試験でわからなかった問題③: webマーケティングを0から学ぶ http://study-webmarketing.seesaa.net/article/438370107.html
コメント:googleアナリティクスのアセット機能は、個人情報を共有しないので、誤って個人情報流失等のトラブルを未然に防ぐ事が出来ます。

画面
引用元:「アセットの共有」へのリンク http://libra017s.hatenablog.com/entry/2013/01/18/232438
コメント:赤枠内の「アセットの共有」を、クリックします。

アセットの共有
引用元:アセットの共有の候補一覧 http://libra017s.hatenablog.com/entry/2013/01/18/232438
コメント:図の左上の「共有」と書かれているボタンをクリックすると、リストアップされている項目の、先頭にあるチェックボックスにチェックが入ります。但し共有化出来るのは、1度に付き20回までという制限があるので、注意しましょう。


特定のディレクトリだけ共有

googleアナリティクスで、ある特定のディレクトリーのみを共有化するには、次の3つの方法があります。

手とボタン
引用元:Free vector graphic: Selection, Pick, Chose, Choice – Free Image on Pixabay – 443127 https://pixabay.com/en/selection-pick-chose-choice-select-443127/


googleアナリティクスのカスタムレポート機能を使う

この方法のメリットは、共有先の相手がGoogleアカウントを持っていなくても大丈夫なことです。また、共有相手が外注先の場合などセキュリティを意識しなければいけない場合に最適と言えます。コードを編集する必要もないので、カスタムレポートをつくることが面倒でなければ一番おすすめの方法です。
引用元:Googleアナリティクスで特定のディレクトリのみ共有する方法 https://ga.ferret-plus.com/article/4
コメント:企業によってはgoogleアカウントを持つ事が、許されていないかも知れません。その様な場合でも利用出来る、カスタムレポートは便利に使えるでしょう。


トラッキングコードを利用する

Google アナリティクスから自由にデータを閲覧してもらえることが、この方法のメリットです。一方で、HTMLを編集する必要があるのがデメリットでしょう。コーディングに慣れていない方にとっては、少しハードルが高いかもしれません。
引用元:Googleアナリティクスで特定のディレクトリのみ共有する方法 https://ga.ferret-plus.com/article/4
コメント:トラッキングコードとは、中身はJavascriptです。このJavascriptを見る人によっては、たいそう複雑で難解であると感じるかも知れません。


異なるドメインの共有化

Google Alalyticsで分析していると、なにやらおかしなエラー??というか計測がおかしい、ということに気づき調べました。通常通りコンバージョンのカウントはしっかりできているのだが、参照元を確認すると、参照元サイトに設定サイトがカウントされている、変なエラー。つまり、コンバージョンをしている参照元は、本体サイトということに。え、なぜ。。さらに確認すると、コンバージョンしているキーワードが、1件もない。つまり、検索からコンバージョンされていない。そんなばかなことあるわけがない。ということで調べました。原因は、そのサイトが共有SSLを使用していることが原因でした。つまり、本体サイトからフォームへ移動(SSLページ)したときに、共有SSLは異なるドメインのため、計測がいったん切れてしまっている訳です。このように複数ドメインにまたがってトラッキングするには、計測タグ(トラッキングコード)に少し手を加えないといけないようでした。
引用元:[Google Analytics] 複数ドメイン(共有SSLなど)にまたがるトラッキングの方法 | Forest Of Memory http://www.faramoon.com/144.html
コメント:SSL化されている、もしくはSSL化されていなくても、共有するドメインが異なる場合には、googleアナリティクスの設定を変更する必要があります。そうしなければ、当然ながら正しい結果を、googleアナリティクスで計測する事は出来ないでしょう。しかし、トラッキングコードの少々の変更だけで済みます。


設定

複数のトップレベル ドメインでクロスドメイン トラッキングを設定するには、各ドメインでアナリティクス トラッキング コードに修正を加えます。HTML と JavaScript の基本的な知識が必要です。下記の例では、ユニバーサル アナリティクスのトラッキング コード スニペット(analytics.js)を使用しています。1.アナリティクス管理画面でプロパティを設定するアナリティクス管理画面で、クロスドメイン トラッキング用にプロパティを 1 つ設定します。すべてのドメインでこのプロパティのトラッキング コード スニペットとトラッキング ID を使用します。クロスドメイン トラッキングを使用するには、トラッキング コード スニペットの編集が必要です。まだすべてのウェブページにスニペットを挿入していない場合は、スニペットをコピーしてテキスト エディタに貼り付けてから、下の手順を続けてください。そうすれば、すべてのウェブページでスニペットを変更するのではなく、挿入する前に一度だけ変更すれば済みます。2.プライマリ ドメインのトラッキング コードを編集するスニペットの create 行に注目してください。たとえば、example-1.com というウェブサイトでは次のようになります。 ga(‘create’, ‘UA-XXXXXXX-Y’, ‘example-1.com’);次のようにスニペットを修正します。 ga(‘create’, ‘UA-XXXXXXX-Y’, ‘auto’, {‘allowLinker’: true}); ga(‘require’, ‘linker’); ga(‘linker:autoLink’, [‘example-2.com’] );例に示したトラッキング ID(UA-XXXXXX-Y)とセカンダリ ドメイン(example-2.com)は、実際のトラッキング ID とセカンダリ ドメイン名に置き換えてください。プライマリ ドメインのすべての挿入箇所で、このトラッキング コードを上記のとおりに修正してください。
引用元:クロスドメイン トラッキングを設定する – アナリティクス ヘルプ https://support.google.com/analytics/answer/1034342?hl=ja
コメント:トラッキングコードの、ga関数が書かれている箇所を書き換えます。そして以下を参照しながら、設定を変更しましょう。

WEBサイトのランキング
引用元:オリジナルのトラッキングコードの一例 http://mw-s.jp/google-analytics-enable/
コメント:googleアナリティクス導入時に設定した、トラッキングコードの原型。