損益分岐点の算出
損益分岐点とは利益が全くでないが赤字でもない
利益がゼロ円の時の売上高です。
売上がこの点を超えれば利益になるという点です。
今回はこれをリスティングの運用に当てはめて計算
してみようと思います。
その前にリスティング広告の平均クリック率が5%
平均コンバージョン率が9%だということを覚えておいてください。
(今回は簡略化し10%で計算する)
例として架空のエステ店の損益分岐点を計算します。
月商1000万
売値 10000
粗利 1000
とします。広告の一般的な予算としては5%~10%が適正だと言われています。
よってここでは5%に設定します。
月商の5%なので1000万×0.05=50万
予算は50万になります。
リスティング広告経由で販売拡大した分で費用をペイ
できないと赤字になります。手間もお金もドブに捨てるような
ものです。そこで費用をペイするためにどれだけ売れば
良いかを計算します。
一ヶ月辺りどれだけ売れば損益分岐点に達するか。
粗利1000で50万を得るためには500を売らないといけません。
そしてコンバージョン率は10%なので500売るためには
5000クリック必要
1クリック得るまでの見られる回数は5%なので
1クリックにつき20回必要です。
計算すると10万回の来訪が必要です。
それが可能なキーワードにお金を掛けましょう。
これらが条件になります。
あとは予算の範囲で達成可能か調べます。
リスティングはクリックにつきお金が発生します。
50万を5000で割ります。
1クリックにつき100が限度ということになります。
いかがだったでしょうか。
この値はクリック率、コンバージョン率が
変化すると変わってきます。
とくにコンバージョンは高く設定したので
実際はもっとクリック数が必要だと思ってください。
この計算を利用して有効にリスティングを運用してくだい。