主な作業内容

今回は“箱詰め”という軽作業についてご説明したいと思います。

文字通り“箱に商品を詰める”というのが主な作業になりますが、商品を取り扱う企業、働く現場等でも箱詰めするアイテム、細かい作業内容は若干変わったりする場合があります。

例えばお菓子を作っている企業が契約している”製菓工場のライン作業”ですと、時期的にもチョコレートの箱詰めやお菓子のパッケージの封入といった仕事が多いと思います。

こういった商品類を工場内のライン作業の中で派遣され、コンベアベルトから流れてくる商品をひたすら箱詰めしパッケージし、所定の箇所に集め、いわゆる”ロット”という一つの状態になったら次の工程へ移す…という場合もあります。

これがおもちゃやゲームソフトの工場だったら箱詰めする商品もゲームソフトや玩具、家電品の扱う工場だったら電化製品や電子機器といったものになってきたりと扱う商品も当然変わります。

求められるスキルや注意点

やはり一番の注意点としては“作業の正確さ”だと思います。

どのように正確さを求められるかと言いますと
商品を壊さない事
指定されたものを指定された個数、指定された場所に入れる事

…だと思います。

私は子供の頃、友人がとある玩具を買った時に箱を開けると本来は言っているハズのパーツが1つ入っていなくて、せっかく遊べるはずだったおもちゃをその欠けたパーツのせいで遊べず、がっかりしていた…という姿を見た経験があります。

こちらの事例はまだ”玩具”だから被害も平均的ですが、これが”食品”となってくると、出荷前に内容をチェックし、そこで不具合と判断されたら店舗に並ぶ前に”廃棄”となってしまい、さらにコストがかかるというデメリットも発生します。

このように”本来入っているべき商品が入っていなかった”または”壊れていた、汚れていた”という事は、販売先の店舗だけでなく最終的にその商品を購入する”お客様”に対しても期待を裏切る事になります。

なので「箱詰め= 企業の信頼を確保する」 仕事なのだという事も忘れないように、作業を進める事がコツですね。

まとめ

結局どのようなスキルが求められるかと言うと、コンベアーでのライン作業では定番の”リズミカルに作業を進められる事”そして所定の場所にきちんとアイテムを詰め込むための“手際の良さ” 更にその際に商品や食品を壊したりしない“程よい力加減”ざっくり言うとこういう事が出来る人が現場では求められるのではないかと思います。

あと余談ですが、”箱詰め”の作業現場は基本的に重い荷物を運んだり極端な力仕事ではないため、”女性が多い職場”とも言われています。