デスクワークで悩む女性
前回より仕事における失敗や誰かからの叱責に対して落ち込まない、前向きに捉えるための考え方ということでご紹介をしていますのでその続きと、最後に注意点をお話します。

作業は私情を捨て”安全と効率化”を

一般的に社会で仕事ができる人、実績を残せる人というのは、引き受けた仕事をいかに期日に間に合わせられるか?いかにミスが少なく楽な工程で仕事を進められるか?と“成果”を重視して仕事を考える傾向が多いと言われています。

一方で何かしらミスが多い人、仕事もやる気があるけれどなぜか出来上がるのが遅くイマイチ成果が出せない。

そういう人の仕事の手順は、自分がそうしたいから、自分がこうやった方が楽しいから…と“私情”を挟み込んで仕事の組み立て方をしている場合が多いと言われています。

ですので叱責や批判を受ける場合も、自分は頑張っているのに何故怒られるのか、なぜ失敗するのか、という時には仕事に対する考え方や手順の組み立て方の中にまだ”自分が、自分が”を挟み込み過ぎているところがあるという場合も多いので、そういうところから日頃の仕事の手順の改善点を見つめ直す機会にもなると思います。

精神的に支払う”授業料”に注意

但し、いくら叱責や批判がこの先の自分の改善やスキルアップへ繋がるとはいえ、例外のケースもあります。

それは”パワハラ”です。

例えばどんなにメンタルの強い人でも、毎日批判や叱責ばかりを受け続ける環境というのは耐えられないように出来ています。

精神衛生上も宜しくないですし、自信を喪失し、逆に日々の作業への効率ダウンへ繋がる場合もあります。

ですので、今回ご紹介した仕事のミスや叱責で落ち込まなようにする方法はせいぜい月に1~2回程度の場合です、職場での人間関係に問題があり”日々の特定の人物のパワハラ”に悩んでいる場合は、決して無理をしてはいけません。