よく求人情報誌などで見かける事の多い”軽作業”というお仕事、具体的にどんな作業なのかご存知ですか…?

今回は、そういった“軽作業”についての説明とお話です…。

軽作業は「軽い作業」ではない

よく求人情報誌やサイトなどで、“軽作業員募集”という事で応募し、いざ採用され現場に働きに行ったら結構重いもの持たされて大変だった…というご経験の方も多いのではないでしょうか?

そもそも軽作業というのは、男女(身体的に健康な)どちらでも出来る、『比較的』体力を使わない、複雑な工程や資格、難しく考えなくても出来る単調な作業。
と、この様に分類されています。

ではどの様な作業が主に該当するかと言いますと…

まず”梱包、箱詰め作業”です

指定された商品をトラック等で配送するためにダンボール、オリコン等に封入する作業です。

また、指定された品物が間違いなく入っているか、数は合っているか等もチェックする場合が多いです。

最近はほとんどの物流倉庫などでは初めから決められた箱のサイズに入れるだけ、という事もありますが、例えばアマゾン等のダンボールを多用する倉庫の場合は梱包する箱のサイズも様々で、商品のサイズや量に比べて極端に大きいサイズの物ばかり使っていると配送に無駄なコストがかかってしまうため、適切な大きさを選ぶスキルを求められる場合もあるようです。

次に検品、ピッキング作業なども該当します

大きな流通倉庫になってくると、大型スーパー等に多くの商品を何店舗も配送する場合がありますので、格納している商品の数も膨大になってきます。

そこから販売店より発注を受けた商品を間違えることなく同じ商品を選んで、上に挙げた梱包の部署にまで運ぶ作業がピッキング、そして箱詰めする前に、ピッキングで集められた商品に間違いが無いかをチェックするのが検品という作業になります。

上記で挙げたように、梱包の部署が同時に検品もやってしまう現場もあれば、検品は検品を1日中やっている…という倉庫もあります。

よく求人で「倉庫の仕分け作業」と書かれている場合は、たいていこの”ピッキング”か”検品”か”封入・箱詰め”に関連する作業を任されるケースが多いようです。

まとめ

というわけで”軽作業”と言っても、決して軽いものだけ持たされる楽な仕事…という訳では無いようです。

特別な免許や資格がいらない代わりに、一日中何かしら物を運んだり集めたり、というお仕事なので、中には2リットルのお茶が入った箱というような、ちょっと重い荷物を持ち上げたりする作業も少なくありません。

なので“ぎっくり腰”には気を付けた方が良いお仕事ですので、腰と膝を痛めないように気を付けながら行う事をオススメします。

慣れれば”そこそこ良い運動”になり、ダイエット効果もありますので…。