PC作業をしている女性
現在働いている職場、居心地がよく上司や同僚とも上手くやっていけていて何より仕事にやりがいがある。

もしこういった場合に、これからもその職場でやっていきたい…そう考えるのは自然な事だと思います。

しかし、このご時世正社員だけでなくパートやアルバイトとは言え、このまま定年まで終身雇用…といくかどうかは半分は会社、そしてもう半分は”自分”にかかっていると思います。

そこで今回は、解雇されにくい、雇用の延長期間を延ばせる人財とは…?
そういったテーマでお話して行きたいと思います。

“居なくなると困る”人財が理想的

過去にも何度かお話したかもしれませんが、上司にきちんと戦力として認められている事が大堰堤です。

では、より上司に必要とされる人財になるためにはどうすればいいのか…?
例えば、ここに4人の“やる気のあるスタッフ”が居たとします。

Aさん「資格をたくさん取って周りを認めさせる!」

Bさん「企画やアイデアを沢山出してこの職場を俺色に染めてやる!」

Cさん「とにかくがむしゃらに頑張ってこの職場で”ナンバー1″になってやる!」

Dさん「他のみんなの間違いを厳しく注意して”救世主”になってやる!」

…はい、実はどれも”不正解”です。

詳しく説明しますと、
たしかにこの4人の皆さんは”やる気”があって頑張ろうとしています。

ところが、それは

“自分がそうしたい事”

を頑張ろうとしていますが、

“雇い主があなたにして欲しい事”

を、あまり意識していないからなのです…。

職場が人財を募集する以上、梱包、データ入力、仕分けなど、
それをやってくれる人を求めているからなのです。

そんな雇い主の意向を無視して、自分がやりたい事ばかり頑張ろうとする…。

果たしてこういう人が
“職場で解雇されにくい人財”
“居なくなると困る人材”
になりうるでしょうか…?

よく
“一生懸命は仕事ではない”
という言葉を聞きます。

あなたにお金を払い、やって欲しい作業がある以上、
まずはそれを安定して成果を残せる事が基本だと考えています。

例えばコーヒーが飲みたくて自販機にお金を入れ、”コーヒー”のボタンを押したのに
「私は野菜ジュースが好きだからあなも飲みなさい!」…と、じぶんが売りたいジュースしか出さない自販機があったら、半年後、1年後もその自販機は安定して繁盛しているでしょうか…?

仕事で雇い主やクライアントからの”リクエスト”を安定して”レスポンシブ”し続けられる、まずはそれが長く雇われる人財の基本なのかもしれませんね。