紙に書かれた矢印
趣味などのサークル有志で集まっている友人関係はともかく、仕事先での”人間関係、友人関係”があまりうまく作れず悩んでいる…という方の意見をたまに聞く事があります。

その業務内容が軽作業での封入、梱包、シール張り
工場なら箱詰め、組み立て
またはPC関連であればデータ入力など様々な作業がありますが、どんな仕事先でも集団で連携をとりつつ、1つの目的の元働いていくということが重要になってきます。

ほうれん草という言葉もあるように、
報告
連絡
相談を、普段からお互いの情報を共有して風通しを良くしておく方がいいと思います。

特に上司と部下、チームであればリーダーとメンバーなど、この人間関係は風通しを良くしておくことは仕事にも影響があるため重要ではあります。

かといって、では全員仲良しでいなければいけない、普段から心から理解しあっていかなければいけないのか…?と言うと、一概にそれだとも言えません。

という事で本日は仕事先で何だか人間関係をうまく作れない… といった感じでお困りの方向けのお話をしていきたいと思います。

とりあえず挨拶と仕事の連絡が出来ればOK

どういうことかと言いますと、まず会社に着くとお互いに顔見知り同士、職場内同士で挨拶をすると思います。

そして定時になり帰る時には「お先に失礼します、お疲れ様です」と言った挨拶でまた明日会うことになると思います。

このように礼に始まり礼に終わるということさえ忘れなければ、お互いに声を掛け合える間柄なので”仕事の相談、連絡”も同じく出来ると思います。

なので、これさえ出来ればそんなに仲良しになりすぎなくてもいいのではないかと私は考えています。

基本的な連絡を取り合える、基本的な挨拶をし合える、という人間関係であれば仕事の連絡もしやすいですし何かあった時に相談をし合える。

その代わりあまり良くないのは、いつも会話するけれど“批判や尋問”ばかりし合う関係です。

例えば、何か一言仕事の連絡や相談を持ちかけると
「そんな事もわからないのか」
「そうなったのはあなたが原因でこんな事に…」
と、“売り言葉に買い言葉”で否定や批判ばかりを返してくるというのはさすがに良くありません。

こういう人は「コミュニケーションコストがかかる人」と言われ、 どんなに個人的に仕事のスキルが高い人でも組織の中では嫌煙されます。

が、とりあえず普段から上司にリクエストされた仕事を安定してレスポンス出来るくらいの能力があり、職場のメンバーとも仕事の連絡、相談をある程度理解し肯定できる。

そういう”会話のキャッチボールをポジティブな内容で”やり取りできるような関係であれば、そこまで仲良くしすぎなくてもOKだと考えています。