オフィスで会話している男女
前回より仕事先の人間関係についてお話していますので、その続きです…。

そして仕事ができるようになろう

仕事先の人間関係を安定させるには、普段から仕事のミスややり忘れ、極端な納期の遅延や、仕事上でのワガママをしない事、これが基本です。

いくらあなた自身がいい人で礼儀正しく、周りの仕事仲間と仲良くしていても、そんな人が戦力として役に立たず、他の人の足を引っ張るようでは結局は人間関係は悪化していく…という場合もあるのです。

過去に見かけたことがあるのですが、とても陽気なキャラを演じムードメーカーで、職場内のいろんな人たちと楽しく接して時にはふざけあったり…という人がいましたが、その人はとにかく仕事中にメモを取らない、一度聞いた仕事をなかなか覚えない、周りの人達にすぐに頼り辞書がありにする、気に入らない仕事があったらすぐにめんどくさがる、仕事中にこっそりスマホを見てサボっていた…という業務っぷりでした。

いくらこの人自身が愉快でフレンドリーな人でも、やはり仕事を真面目に頑張っている先輩や上司等からは、どこかしら嫌われていたのを覚えています。

逆にもう一人の事例を挙げますと、普段からそんなに目立つ存在ではなく、仕事中は余計な発言はせず無口な人ですが、先ほど上の項目で挙げたように基本的な挨拶と会話のキャッチボール程度しかできないような人でも、仕事は真面目に覚え、上司から依頼された仕事のリクエストをスムーズにレスポンスできる人がいましたが、この人は職場内でみんなに愛されていました。

つまり一般的な常識を持ち、性格によほど問題がなく、仕事さえ素直にこなす人同士であれば、ちゃんと人間関係というのはうまくいくものなのです。

なので結論を言うと、職場での人間関係が何かうまくいかない…とお悩みの場合は、まずは素直に仕事をこなしてみるようになる、ここから始めてみるといいかもしれませんね。

あとがき

職場で信頼されるという事は“Webサイトを閲覧する”ときと似ていて、例えばこういう情報がネットで知りたい、またこういう動画や画像が見たい…というときにサクサクと求めているコンテンツを返せるサイトと、重くてなかなか動かなかったり、知りたいコンテンツが素直に出てこないサイトだと、半年後には前者のサイトの方が確実に閲覧数が伸びているでしょう…。

職場で雇われているスタッフも同じで、
卓越した個人的なスキルで会社でヒーローになってやる…!!
いかに自分の実力をアピールして同僚に差をつけてやるか…!?
…という考え方も私は決して嫌いではありませんが、まずは上からリクエストされた作業を安定して進めて行くことが組織で働く基本のようですね。