仕事上で“やらなければいけない事”があまりに増えてしまい、どれから消化していいかわからない…と途方に暮れてしまう、そんな経験は皆さんも一度はあると思います。
“Aという仕事”をやってる途中に、上から”b という仕事”を急ぎで、と依頼が入り、「あ…Cの仕事もやらなければ、今日が期日だ!」…なんて思い出したりする事でこの3つの仕事を目の前にあたふたしてしまう。
今日はそう言った“仕事が複数出てきた時の優先順位の決め方”をテーマにお話ししていきたいと思います。
仕事の量は”皿の枚数”!?
仕事の優先順位を見極める時、”皿回しの皿”だと思うと判断しやすいという話を聞いた事があります。
どういう事かと言いますと、皿回しの曲芸は、回す時に細い棒の絵で皿を1枚回しますが、回転が止まると落ちて割れてしまうので回し続けなければいけません。
その皿を今引き受けている”仕事”、落ちる瞬間をその仕事の”期日”と考えるのです。
どの仕事をほおっておくとすぐにマズい事になるか…?
しかし現代の働く人達は、上のポストに就くほど回さなければいけない皿の枚数が増えて行きます。
よほど”新人のアルバイト”の方以外は、1日の仕事で回す皿は1枚だけ…なんて状況はそうそうありません、2~3枚は任されます。
そうして皿回しが皿を複数回す時 “安くて、十分に回転していて落ちない皿”はしばらく回さなくてもいいですが、回転が落ちてきて”高くて落ちそうになる皿”は、手で回してあげなければいけません。
実はこれは仕事にも言えることで、実際のプロの現場では一つの会社が、複数の事業を手掛け、回しながらやっているケースはよくあります。
ただ、場合によっては「仕事に優先順位なんてない、掃除だってやってくれるから綺麗な環境で働けるんだ」…と思う方も居ると思います。
ここで言いたいのは、
『社内の掃除』という仕事と、
『クライアントから来た納品の依頼』
…やり忘れたら、どっちが会社に大打撃か…?
と考えたら『クライアントから来た納品の依頼』だと解りますね。
これが“値段が高くてそろそろ落ちそうな皿”です。
次回に続きます…。