喧嘩するカンガルー
先週より、“今の職場を辞めたいと考えている時”に知人に相談したエピソードをご紹介していますので、その続きです…。

辞めるよりも”休む”や”相談する”

するとその知人は私が話した全て箇条書きでメモを取っていて、それを元に言われたのが
「今君から聞いた話をすべてまとめてみた、たしかに決して完璧な職場環境ではないね…。
けれど君の不服はほとんどが自分が、自分が、自分がと、自分が嫌だから自分が苦しいから、という原因がとても多かった 。
気持ちはわかるが、人が多い組織で働いている人間として多少は我慢しなければいけないことがある。
ちょっと組織の一員としての自覚が足りないんじゃないのか…?」
と逆に怒られてしまいました。

それで続けて言われたのが、
「まずは自分が自分がではなく、自分の事は一度取っ払って目の前にある仕事を集中してやってみるといい。
後出しで怒られるからとか、誰のせいだからとかは考えなくていい。
まずは”自分”を取っ払って目の前の仕事を集中してやってみな。」…と言われました。

確かに組織というのは仕事を回してくる上司、同じような境遇で働く同僚、仕事先のパートナー企業やクライアントと様々な人たちと集まって働く環境なのです。

が、担当の正社員や課長は別に私の召使いやイエスマンではありません。

そういうふうに考え方を変えてからは、今まで100%辛かったのが、せいぜい80%から90%ぐらいの辛さになりました。

そして自分がしっかりやっている上で、それでもどうしようもない時や、物理的に私の受けた業務に悪い影響を及ぼすような社内体制だった時には腹を割って上司にそのことを相談してみる、というやり方に切り替えました。

そのこともあり現在私は、会社を辞めたくなる位辛いという気持ちが100%だったのが50%前後までに下がりました。

まあ残りの50%はと言いますと、それはやはり私が私がと自分を中心に考えていた部分であり、知人から受けたアドバイスを元にそういう考え方は取っ払って目の前のことを集中してやっていく。

更にこうして信頼できる誰かに相談をしたり、辞めるではなく”休む”という選択肢で考えていく…そういう風に考えて行うようにしています。

ちなみに今回お話した方法は、職場内に明らかにあなたへ”パワハラ、セクハラ”の類いを行い、あなたの通常業務や精神的に危害を与えてくるような人がいる場合には無理に我慢してはいけません。

今回はあくまで“人間関係はそんなに問題ない”けれど、業務上で問題があると言った場合の対処法です。

今回はあくまでも私自身の体験談ですが 、もしこのブログをお読みの皆さんの中で同じように今の職場環境が辛い、耐えられない…とお悩みの時に何かしらの参考になれば幸いです。