倉庫の仕分け、梱包、シール貼り、検品などほとんどの軽作業の仕事は、あらかじめ職場内で作業マニュアルが められていて、それを頭に入れて1日その頭に動けば基本的に健康な体であればこなすことができる、それが軽作業のいいところです。
が、場合によっては仕事ぶりを認められたり、勤めが長くなってくると、現場のリーダーになったりする場合があると思います。
そうなってくると、これまでの単純作業に加え、メンバーの作業進行の管理や、日報を書かなければいけなかったり、パソコンを使って何か特殊な登録や日報、外部に発行する書類の作成などの作業が伴う場合もあるでしょう。
そして、これらは当然やり方を間違えたり、やり忘れると職場にも迷惑がかかり上司や取引先から怒られる原因にも繋がります。
また、今後のスキルアップを考え新たに資格を取る勉強をしたい、と考えている方も多いと思います。
そこで今回は、仕事で忙しい、時間が無い日々にどうやって勉強する時間を作るか…?
そういったテクニックを少しだけご紹介します。
仕事のレポートを取り、次の日に読み返す
月曜から金曜までフルタイムで仕事に通い、家に帰れば風呂入って飯食って歯を磨いて…気が付いた頃にはヘトヘトでとても仕事を勉強する暇なんかない…という人のために1点オススメな方法が“レポート&30分おさらい”方式です。
まず、仕事中その日に教わった事などをメモを取る方は多いと思いますが。
- 仕事でてこずった、ミスしそうになった事
- 実際に怒られた事
- 受けたアドバイス
- 逆にとても上手くいった事
このあたりを記入してとっておくのですが、箇条書きでもいいので簡単にメモ帳などに書き、簡易的な今日1日の“作業レポート”にしておきます。
そしてそのメモは持ち帰り、次の日の出勤の前に1時間でも30分でもいいので早めに起きて、前日のメモを1度読み返します。
出来れば自宅などの”静かに落ち着ける環境”がオススメです。
そうすることで、昨日1日経験したことを頭の中でおさらいし、さらに仕事上で失敗したこと、誰かに怒られたことを、あらかじめどういう風に自分が動いていればそれを回避できたか…?という対策も取れますし、逆に成功したことは覚えておいて今後同じ作業が来た時にその方法を活かす、という予習にもなります。
このように当日に1回、次の日の出勤前に1回と、あなたの脳内では”実質2日分”の仕事の経験を積んだ事になるのです。
これが1週間続ければ2週間、半年続ければ1年、2年になってくれば倍の4年と、”レポート&30分おさらい”方式を続ければ続けるほど、これまでの自分より”倍のスピード”で仕事を覚えていくことができる…という寸法なのです。