怒る人と謝る人
仕事でミスをする、これは社会人なら誰でも必ず経験はしたことがあることだと思います。

ちなみにそんなミスも大きく3種類に分けることができます。

まず一つ目が笑って許せるミス、二つ目ができればそうした方が良かったというミス、三つ目が今後は改めなければいけないミスです。

一つ一つを詳しく説明していきますと まずは笑って許せるミスですが、

仕事中におならやゲップをしてしまった。

普段仕事で使う機材の名前やソフト名をど忘れしてしまった。

こんなので批判してきたりする職場の人間はまず居ないでしょう。

そして二つ目にできればそうした方がいいというミスですが、例えば梱包やピッキングといて作業の時に、使わなくなった古いダンボールを一定の場所に改修するために置いておくと思いますが、それを小まめに持っていかず、貯めておいて後でまとめて行った…。

他にも、例えば今日中に終わらせなければいけないA、B、C、という三つの仕事があったとします。

でABCという順番で行って欲しかったけれど、新人のスタッフがたまたま勘違いでBから先に始めてしまった。
しかしまだ就業時間はたくさんあり時間的に余裕がある、先に手をつけてしまったBを終わらせてから次にAをやれば就業時間が終わる夕方には結果的に同じ状態になる…といったものが挙げられます。

これも職場の先輩や上司が神経質な場合は批判や叱責が飛んでくる場合もあるでしょうが、あまり気にせず次からその通りにすれば良いと思います。

最後に今後は改めなければいけないミスですが、

例を挙げると取引先のお客さんから注文があった製品の色個数を間違えて納品してしまった。

それ以外にも、自分の部下や新人のスタッフを些細なことにしつこく何度も叱責し、いわゆるパワハラと呼ばれる態度で毎日接してしまうことで相手を精神的に追い詰めてしまった。

せっかくこれからも頑張っていける人材だったのに、自分のやり方のせいで退職に追いやってしまった…、など人件費で損害を出してしまった場合もあげられます。

これらは今のその人のやり方では、確実に同じミスを繰り返します。
何らかの対策を取らなければいけませんね。

このように仕事のミス重大さを判別する方法の一つの中に、いかにクライアントや取引先から信用を失いそうか、自社に金銭的な損害を与えそうか、人材が減りそうか、この件で判断するといいかもしれません。

重大なミスを繰り返さないために

そこで三つ目にあげた、会社やクライアント、更には雇い主の信頼を失うようなミスを繰り返さないようにするためにどうすればいいか、ということです。

結論から言うと3つめのミスをしてしまう人は、根性論や精神論だけでは絶対に改善しません。

人の得意不得意、物の考え方は決して一枚岩ではなく、例えば性別、理系脳か文系脳か、性格、過去に受けたトラウマ、 幼少期の家庭環境、 先天的に生まれ持った脳みその個性。

そういったものを全てひっくるめ、その人がどんな仕事か得意か、逆にどういう部分が苦手かというのも決まってきます。

今雇われているスタッフを全て同じマニュアル、全て同じ指導法で全員が同じように育ったり仕事のミスがなくなるわけではありません。

各個人に合った指導の仕方 仕事の覚え方、ミスの減らし方というものがあるのです。

※その方法を次回のブログで一つご紹介したいと思います…。