時計を見て頭抱える男性
今回はどちらかと言えば作業現場での正社員クラス、またはパート、アルバイトの方はリーダークラスへ向けてのお話になると思います。

作業時間の管理、見積もりについてです。

例えば、今日の組み立ての作業はこの時間内で、この封入、箱詰めの作業は今週の金曜日までに…という風に、どんな作業にもある程度の期日が存在します。

しかし例え正社員だろうが人間多種多様で、時間の見積もり、スケジュールの管理がちんぷんかんぷんで上手く管理できない人も意外と多かったりします。

そこで本日は、部下がなかなか作業時間の管理が出来ない、また、上から工数や時間の山積みや見積もりを命じられているがどうすればいいか解らない…とお悩み方に、我流ですが時間の見積もりを意識する考え方の一例をご紹介します。

先に今月の残りの作業時間を知っておく

例えば、人が1ヶ月に働く日数はフルタイムであれば大体土日を省いて24日前後になります。

そして1日8時間の労働時間の場合には、今日がまだ3月1日だとすると、今月あなたが働く(賃金が発生する)時間は日数の24に8をかけ、大体192時間という事になります。

では今から8時間働き、今日の仕事を1日こなすと今月の残り時間は192から8引いて明日は184時間になりますね。

で、明日また1日働けば明後日は176時間と、月末になるほど時間は減っていきます。

…と、この様に引き算でスケジュール時間を考えていくというやり方から始めてみます。

すると今日は仕事を8時間やった…ではなく、今日は作業時間を8時間使った、今月残りは…という考え方になりますので、毎月の自分の作業時間の管理や見積もりも考えやすくなると思います。

※来週に続きます…。