リスティング広告の運用で大切なポイントはキーワードのマッチタイプです。マッチタイプの重要性を正しく理解できるよう、それぞれの特徴をまとめます。部分一致のキーワードを使いこなすことが、効果的なリスティング広告の運用につながりますよ♪

リスティングの成功を左右するキーワード

引用元： http://digitalidentity.co.jp/blog/gdnydn/matchtype-change.html

宣伝したい商品に合ったキーワードを登録することで、適切なユーザーに向けて広告を表示することができます。キーワードには、その商品やサービスを検索するときにユーザーが使いそうな語句を選びます。
引用元：効果的なキーワードの選び方 – AdWords ヘルプ https://support.google.com/adwords/answer/2453981?hl=ja

リスティング広告の設定でとても大切なのは、登録するキーワードのチョイスです。

特定の商品に関心を持つユーザーをターゲットとする場合、広告のテーマに直接関連する具体的なキーワードを選びます。そうすることで、その商品と関連する語句が検索された場合に絞って広告が表示されます。
引用元：効果的なキーワードの選び方 – AdWords ヘルプ https://support.google.com/adwords/answer/2453981?hl=ja

自社のホームページにアクセスしてほしいターゲットが、検索ワードに入力するであろうキーワードを登録することで、そのキーワードで検索する人を自社サイトに誘導できます。

リスティング広告を行う際にはキーワードの登録を行いますが、その際にマッチタイプを適切に選ぶ事は成果を挙げる上で非常に重要になってきます。マッチタイプとは、ユーザーが検索したキーワードに対してどのようにマッチさせるかという概念です。
引用元：キーワードのマッチタイプの特徴と使い分けのテクニック | アクシス集客ブログ https://axis-blog.com/?p=4068

登録するキーワードを決めたら、マッチタイプを決めます。リスティングの効果を最大限に引き出すには、マッチタイプの正しい理解と、正しいチョイスが大切。主に3つある、キーワードのマッチタイプを説明しますね。

キーワードのマッチタイプ

引用元： https://www.magolis.com/contents/paid-listing/5656.html

完全一致

完全一致とは、その名の通り、登録したキーワードとユーザーが検索した語句と完全に一致した場合にのみ広告が表示されます。例えば、あなたはおもちゃのECサイトを運営していると仮定しましょう。「子供 おもちゃ」というキーワードを登録した場合、「子供 おもちゃ」と検索したユーザーにのみ広告が表示されます。「子供 おもちゃ 購入」といった、他の語句が付いたキーワードに関しては表示されません。
引用元：キーワードのマッチタイプの特徴と使い分けのテクニック | アクシス集客ブログ https://axis-blog.com/?p=4068

指定したキーワードだけでインターネット検索した時に、リスティング広告が表示されるように設定するのが完全一致です。一文字でも異なると、広告の表示はありません。前後にキーワード以外の文字や単語があっても、表示されません。自社ホームページへの流入をピンポイントで訴求でき、広告費の無駄を抑えることができます。関連キーワードでの流入が全くないため、機会損失がとても多いのがデメリットです。

フレーズ一致

フレーズ一致では、指定したキーワードが検索語句中に同じ語順で含まれたときに広告が表示されます。順序が入れ替わったり、指定したキーワードの間に他の言葉が入ったりするときは、広告表示の対象となりません。
引用元：キーワードのマッチタイプ~特徴と効果的な使い分け~ | ECコンサルコラムサイト https://www.magolis.com/contents/paid-listing/5656.html

指定した複数のキーワードが、指定の順序で検索ボックスに入力された時、リスティング広告が表示されるように設定するのがフレーズ一致です。

※キーワード「東京 美容室」【キーワードの語順】：同じでなければダメ　　　例「美容室 東京」はNG【キーワードの前後に他の語句】：含まれる場合あり　　　例「東京 美容室 安い」はOK【キーワード（複合キーワードである）内のキーワード間に他の語句】：含まれない　　　例「東京 渋谷 美容室」はNG【キーワードの関連語句への置換】：なし　　　例「東京 美容院」はNG
引用元：Adwords(アドワーズ)の必須知識！マッチタイプの【部分一致・完全一致・フレーズ一致】とは？ http://viral-community.com/webservice/google-adwords-match-type-1120/

部分一致

部分一致では、指定したキーワードを含む全ての組み合わせで広告が表示されます。誤字や多少の表記ゆれ・送り仮名の違い・語順の相違・関連性のある語句も対象となるため、検索ボリュームは他のマッチタイプと比べてとても広いです。
引用元：キーワードのマッチタイプ~特徴と効果的な使い分け~ | ECコンサルコラムサイト https://www.magolis.com/contents/paid-listing/5656.html

完全一致、フレーズ一致、部分一致の違いを図にすると、以下の図になります。指定キーワードは「モンブラン 通販」です。

引用元： https://conversion-labo.jp/report/lp_ad/4882/

モンブランを通販で販売するサイトで、最も効果的なリスティング広告のマッチタイプがどれか、お分かりいただけたでしょうか？完全一致では、「モンブラン　通販」以外の文字が入る検索では、広告の表示はされません。順番が逆、「通販　モンブラン」はダメです。フレーズ一致では、「モンブラン　通販」の前後の違う単語や文字が入っても、広告が表示されます。でも、順番が逆、「通販　モンブラン」はダメなので、流入数の増加はそれほど期待できません。部分一致では、順番は逆でもOKです。関連するキーワード、例えば「通信販売、マロングラッセ、栗」などでもリスティング広告が表示されます。効果を期待できるリスティング広告のマッチングは、フレーズ一致と部分一致が必要となります。