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リスティング広告は、ビッグワードを基本に作ろう!!

キーワード

Webマーケティング担当者が知りたいのは、ネットでの検索キーワードその物と言って良いでしょう。
何故なら、当該キーワードがビッグワードの候補になり、リスティングに必須の物であるからです。
ここではビッグワードに関する誤解等を中心に、調べてみました。


ビッグワードとは?

高層ビル
引用元:リスティングにおいて重要なビッグワード http://gamerseyes.net/830.html
コメント:ビッグワードという言葉を聞いた事が無くても、一般に言われている検索キーワードが該当すると考えて良いでしょう。適切なビッグワードを調べるには、頭を捻って考えるよりも、キーワードプランナーを活用しましょう。


辞書的な定義

ビッグワードとは、1単語のケースを指したり、競合が多いワードを指したり、ウェブサイト内の重要キーワードを指したりと明確な定義はありません。
引用元:ビッグワードとは?検索結果に多様性をもたらす通称QDDアルゴリズム | アレグロのSEOブログ https://www.allegro-inc.com/seo/bigword-qdd-algorithm
コメント:Webマーケティング界で使用されるビッグワードという用語は、リスティング広告等で使用されるキーワードで老若男女、誰もが知っている様な単語です。しかし、明確な定義はされていません。


感覚としての定義

ビッグワードという考え方は人によって様々なのですが、僕は「単一ワード」とか「1位取れたら数百万は稼げるワード」をビッグワードという呼び方をしています。
引用元:アフィリエイトにおけるビッグワードで1位を取るために行った5つのSEO対策 – 冒険の書 http://boukennosyo.hatenablog.jp/entry/2016/06/30/124035
コメント:ビッグワードの厳密な定義は存在しないので、大儲け出来るキーワードがビッグワードと考えている人がいても、何ら不思議な事ではありません。あるいは、この様な解釈が現実的なリスティング広告を考える際には、正解かも知れません。


良くあるビッグワードについての誤解

ビッグワードは高価で競争率も高いので、避けるべきである

「単価が高い」という事について、仮にクリック単価が高かったとしても、”きちんと元が取れる”のであれば、多少高くても良いのではないかと考えています。もちろん、この価値観というのは人それぞれですし、どんなに商品単価が高いものであったとしても広告費の上限は決められていると思いますので、”上限ナシに”とはいかないと思いますが、費用対効果が合うならば、獲得単価を気にせずに、それよりも獲得数(コンバージョン数)や顧客の質にこだわっていくというのも一つに手だと思います。上限クリック単価は、ある程度費用対効果が合うように設定しているはずですので、入札してみると、「意外とこんなもんか」というキーワードは結構あります。また実際のクリック単価というのは競合他社の数で決まるものでもありませんので、うまく設定/運用していけば、ビッグワードでの上位表示を低単価で狙えることもあります。他社が多いという事についても、1日24時間、1ヶ月31日のあいだで競合他社の数が減るタイミングというものもあります、そういった時間帯だけを狙って出すというのも、やり方としてはアリだと思います。
引用元:ビッグワードを選択するのは間違った運用法ではない | リスティング広告実践メモ | リスティング広告代理店 | 株式会社アイエムシー  http://www.i-m-c.co.jp/ad_column/?p=5145
コメント:ビッグワードは確かに多くのライバル会社が狙うキーワードであり、相場では高値が付けられているかも知れません。しかし、工夫次第で利益を出す事も可能です。


ビッグワードでランキング上位を取れなければ、意味が無い

多くのアクセスを呼び込むビッグワードで上位表示したいと思う気持ちは分かりますが、ビッグワードで上位表示しなくても、コンバージョンに繋がる十分なアクセスは確保できます。ビッグワードで上位表示できればそれに越したことはありませんが、一般的な企業サイトが有料リンクなしでビッグワードで上位表示する事はほぼ不可能です。適切なキーワードでそれなりに上位を獲得するだけで十分売上アップさせる事は出来るのです。ただ、どんなキーワードでもアクセスアップやコンバージョンアップに貢献するというものではありませんので、キーワード選びは時間をかけて行う必要があります。ターゲットキーワードが、需要のないキーワードだったと気付いたときには早急に選び直しましょう。
引用元:http://www.jweb-seo.com/blog/wordpress/2010/05/06/763 http://www.jweb-seo.com/blog/wordpress/2010/05/06/763
コメント:ビッグワードのキーワード選びで悩んだら、googleが提供しているキーワードプランナーを利用すると良いでしょう。無料で利用出来ますし、インターネットに接続可能な環境であれば、インストール作業も不要です。


キーワードプランナー

新しいキーワードや広告グループの候補を検索キーワード プランナーは、新しい検索ネットワーク キャンペーンを作成する場合や既存のキャンペーンを拡大する場合に役立つ AdWords の無料ツールです。キーワードや広告グループの候補の検索、過去の掲載結果データの確認が行えるほか、キーワードの成果を見積もったり、複数のキーワードを組み合わせて新しいキーワードを追加したりできます。さらに、キャンペーンの広告を掲載するのに必要な入札単価と予算を見極めることができます。このように、キーワード プランナーを活用することで、オンライン広告掲載の経験年数に関係なく、キャンペーンを成功に導くことが可能となります。
引用元:Google AdWords: Keyword Planner https://adwords.google.com/KeywordPlanner?hl=ja
コメント:googleではキーワードプランナーの様な、便利なツールを色々用意してくれていますので、遠慮なく利用しましょう。

Googleキーワードプランナー
引用元:キーワードプランナー http://seomania.i-nav.info/2013/11/keyword-planner.html
コメント:これを使えばビッグワード探しが、ぐっと楽になります。


ビッグワードより、ロングテールの方が良い

落とし穴その1ここ数年、リスティング広告の運用代行業者の中でこの「ロングテール戦略」が注目され続けた為に、本来ニッチなキーワードが安価なクリック単価ではなくなっています。落とし穴その2以前、お問い合わせにつながったキーワードと実際に成約につながったキーワードについて約1年間集計をしたことがありますが、実際に成約するキーワードはいわゆる「ビッグキーワード」で、ロングテールのニッチなキーワードからの成約事例はほぼ皆無でした。リスティング広告を活用して集客していく場合は、ロングテール戦略ではなく、正攻法でビッグキーワードでのお問い合わせをできるだけ安い単価で獲得するという戦略を採ることをおすすめします。
引用元:「リスティング広告のロングテール戦略」という都市伝説 http://tactical-media.net/%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E5%BA%83%E5%91%8A%E3%81%AE%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%AB%E6%88%A6%E7%95%A5%E3%81%AF%E9%83%BD%E5%B8%82%E4%BC%9D%E8%AA%AC/
コメント:確かに数年前には、ロングテールのリスティング広告が有効と言われていました。しかしWebマーケティング界に余りにも広がりすぎた為なのか、ニッチでレアなキーワードでさえ、高単価になってしまい、現在ではロングテールオンリーという考え方は、影を潜めている様です。


ロングテールとは?

インターネットを通じた販売において、主要な売り上げを稼ぐヒット商品以外の「ニッチで販売機会の少ない商品」を大量に取りそろえることで、全体として売り上げを大きくする現象のことを指す。縦軸に販売数量、横軸にアイテムを販売数量の多い順に並べたグラフの右側部分(ニッチな商品部分)が動物の尻尾のように見えることから、このように呼ばれている。元々は、Amazon.comなどの特定のビジネスモデルを説明するために、米『Wired』誌編集長であるクリス・アンダーソン (Chris Anderson) によって提唱されたもの。
引用元:「ロングテール」とは?~今さら人に聞けないマーケティング用語をおさらい!- SMMLab(ソーシャルメディアマーケティングラボ) http://smmlab.jp/?p=12204
コメント:ロングテールという考え方は、ビッグワードの対局となる位置付けと考えて良いでしょう。特定の世界・業界等でのみ、取り上げられる代物であるけれども、その様な物でも沢山集めれば、十分な売上げになるという視点で考え出されました。これは「商品の収納場所が無制限」という、インターネットの特性があるからこそ出来る芸当です。ですから、実店舗だけというビジネスしか考えられなかった一昔前には、実現出来ないのは無理の無い事と言えるでしょう。

ロングテールのSEO
引用元:ロングテールのイメージ http://smmlab.jp/?p=12204
コメント:これを考えだした人物は、実にユニークな視点の持ち主だと言えます。


google対策の他に、Yahoo対策も必要である

YahooとGoogleは全く異なる検索エンジンですので、上位表示する為のテクニックも異なると思われがちですが、基本的なSEOは変わりません。このブログも含め、Yahooではこういった対策が効果的だとか、Googleではこういった対策が効果的だとか語っている記事も多いと思いますが、そのほとんどが妄想です。というのは少し言いすぎかもしれませんが、検索エンジンのアルゴリズムを100%理解している人なんていませんし、上位表示するために検索エンジンを100%理解する必要はありません。Yahooには少し厄介なペナルティ(フィルタ)がありますが、基本に忠実なSEO対策を行なっていればYahooでもGoogleでも上位表示できるはずです。
引用元:http://www.jweb-seo.com/blog/wordpress/2010/05/06/763 http://www.jweb-seo.com/blog/wordpress/2010/05/06/763
コメント:googleのビッグワード対策を行うという言う事は、同時にYahoo対策にもしている事になります。


ビッグワードを使った成功例

「ツール・ド・フランス レポート」が、ビッグワードSEOのスタート「ツール・ド・フランス」というビッグワードで8年間検索順位1位を維持できた理由は、コンテンツの質と量だ。「ツール・ド・フランス レポート」の企画をスタートした当初は、SEOを意識していたわけではなかったが、結果的にコンテンツが質と量を備えていったことで、wikipediaや生中継していたJsportsのサイトをおさえることさえできたのだ。自転車プロロードレースのジャーナリストでもなく、元選手でもなく、ブランドホルダーのスタッフでもない私たちがそれを達成できた理由は、検索者のニーズを満たすコンテンツを発信し続けたからだ。どうすればコンテンツを検索上位に引き上げられるかという考え方は今でも通用するものであり、筆者はこの王道のハウツーをクライアントに説き続けている。この記事を読んでいる方々が、何かのスペシャリストであるならば、自分の持つ知識を分かりやすく紹介することでビッグワードによるSEO、それに伴う集客は可能になる。いや、いまスペシャリストでなくても、努力次第で人を惹きつけるスペシャルなコンテンツを生み出すことは十分に可能なのだ。ビッグワードで検索上位を狙うには、最後はあなたのなかに眠っている、ありたっけの「しつこさ」で攻めることだ。そうすれば、得たいポジションを必ずや獲得し集客につなげることができるだろう。
引用元:ビッグワードで8年間、1位を維持できたSEO3つの理由 | 大阪のWEB制作会社 フレイバーズ http://www.flavours.ac/blog/web-production-tips/bigwords-seo.html
コメント:ここでは「ツール・ド・フランス」と呼ばれる、自転車ロードレースの状況をWEBで発信した例を挙げています。ビッグワードで上位を狙う為に必要なのは、ビッグワードだけでは無く、ミドルワードやスモールワールドを関連付けて文章コンテンツを、毎日毎日、継続した様です。これに加えて、ユーザーに分りやすい説明と、フレッシュな情報を組み合わせれば、大きな効果を得られるという訳です。この例では、「ツール・ド・フランス」と「レポート」の2ワードがビッグワードになります。興味深いのは、この大会が開催していなくても、月単位で1万件を超えたという成果を挙げたという事です。また感動を覚えたのは、仮に現在、狙おうとしている分野に関してスキルが無くても、ビッグワードの取扱い如何によっては、十分上位を狙えるという事実です。