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web制作の品質基準や仕様を定めたガイドラインとは

web制作を専門とする会社や企業は以前に比べ増えました。ガイドラインというのは一般的に、webを制作/管理/クライアントの誰が使っても、一定の品質を保つことができます。業務の効率をよくすることができます。ガイドラインは誰が作るのか、また目的や基本設計などをまとめてみました。


「ガイドライン」とは

ガイドラインはルールとも呼ばれていて、制作する側や管理する側、また使う側のためにあります。

GUIDLEINESと書かれたバインダー
引用元: https://haken.inte.co.jp/i-engineer/wp-content/uploads/2015/10/imasia_16964900_M.jpg

Webサイトをリニューアルすると、気の利いたWebベンダーであれば「ガイドライン」と呼ばれるドキュメントを一緒に納品してくれます。Webサイトのリニューアルと運用の担当ベンダーが異なるとき、運用ベンダーが欲しがる資料には必ず「ガイドライン」が入っています。ガイドラインとは、Webサイトを更新するときに守ってほしい、Webサイトの品質基準や制作仕様を記述したルールドキュメントで、運用には不可欠な資料になります。企業のWeb担当者の方は、詳しく中身を見たことがないかもしれませんが、ガイドラインを開いてみると、Webサイトのデザインやコーディングのルールが記述されていることが分かります。
引用元:Webサイトのガイドライン6つの事例集+品質チェックマニュアル&チェックシート | Web制作・運用現場のための「課題解決」の教科書 | Web担当者Forum http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2015/04/03/19387

PCモニター
引用元: https://cnet2.cbsistatic.com/img/bHoL2u6HrLwDQ0j4OTDW9YLECGk=/370×278/2015/11/11/8a912dfc-c3b5-4a25-8e85-8e5a9015ca47/fd-lenovo-yoga-900-12.jpg

ガイドラインは、制作 / 管理 / webを利用する人、が効率よく使えるようにするためのものです。webを制作する会社などは、依頼された会社にこのようにガイドラインを一緒の納品してくれます。このガイドラインがあることで、webの品質を維持することが可能になります。webは、管理することもとても大事なことです。管理する人がたとえ入れ替わっても、上手く使いこなせるような内容が書かれています。


web制作ガイドラインの目的

ガイドラインにはどのような目的があるのでしょうか。

「社内のWEB担当者が変わった」「複数の担当者でWEBサイト運用をすることになった」といったことは、比較的よく起こる事態です。こうしたことに事前に備えておかないと、サイト運用管理が曖昧になり途端に効果が落ちてしまいます。
引用元:制作ガイドライン:WEBサイト制作|Citrus Japan http://citrusjapan.co.jp/website_production/guidelines.html

PC操作中の男性
引用元: http://allmore.jp/wp-content/uploads/2014/05/a0003_001909_m-870×350.jpg

そのwebサイトを制作する人、管理する人はずっと同じ人ではないですよね。もしwebを管理する人が変わったり、何人かで運用するとなれば、webサイトの品質が落ちてしまう可能性があります。そうならないために、誰が使っても品質を一定に保てるように、わかりやすく書かれたルールのようなものです。

Webサイトの制作ガイドラインの大きな目的として、「サイト全体のクオリティ維持」と「業務効率アップ」があげられます。どのような内容を盛り込むかについて下記にもいくつかあげていますが、意見が色々出て迷うこともあるかと思います。そんな時は「誰が担当しても、一定のルールに従って一定の品質を保ったWebサイトを維持、管理することができるか」そこを注意して振り返り確認していくと良いと思います。
引用元:「あの時決めておけば・・・」を避けるためにも作っておきたいWebサイト制作ガイドライン|広報・マーケティング向けブログ|ネットPR.JP http://netpr.jp/media/14454/

仕事中の女性
引用元: http://online.dhw.co.jp/course/image/web_marketing_main.jpg

webサイトのクオリティが落ちてしまえば、サイトに訪れる人もおのずと減ってしまうでしょう。それに上手く対応できるのが、ガイドラインです。このガイドラインをきちんと読めば、誰が管理 / 運用しても、一定の品質を維持できるます。


ガイドライン(ルール)はいつ、誰が決めるの?

制作 / 管理 / webを利用する人、誰でも上手く利用できるためのルールのようなものがガイドライです。このガイドラインはいつ、誰が決めるのでしょうか。

PC操作中の男性
引用元: http://www.k-c-e.co.jp/blog/pcutsu.jpg

一般的にガイドラインは年に数回ほど変更することがあります。その変更のタイミングは、新しいWebブラウザのリリースや、アクセシビリティに関する変更、Webサイト内での新しい項目の追加、削除があった場合などです。ガイドラインは、そのつど変更することになります。これは、後の作業をスムーズに進めるために細かい作業を行う必要があります。次に「誰が」については、Web制作に関わる人の中でも、Webマスターやアートディレクター、Webディレクターと呼ばれる意思決定権のあるキーパーソンが行います。決定は、1人または複数人のケースがあります。また、各得意分野で分けて作ることもあります。ガイドラインは毎日使うものではありませんが、必要になった時に、その威力を発揮するものです。そのために、組織に広くガイドラインへの理解を浸透させることが大切です。またWebサイトの運営や制作にとどまらず、Webサイトで起きた問題などの解決にも役立ちます。
引用元:[Think IT] 第2回:ガイドライン作成のポイント (1/3) https://thinkit.co.jp/article/44/2/

会議中
引用元: https://www.internetacademy.jp/it/images/006_pic01.jpg

ガイドラインは、最初に使ったら終わり、ではないようです。やはり更新はしていかないとだめなのですね。webサイト内でデザインの変更などをすれば、ガイドラインを変更します。ガイドラインは、web制作に関わる人で作られます。


ガイドラインの基本設計

SEO効果とは、ある特定のキーワードで検索した場合、上の方にサイトが表示されることです。アクセシビリティは、サイトにアクセスしやすくするという意味です。

目的:SEO効果、アクセシビリティ、ユーザビリティ、メンテナンス性、互換性などの確保が基本例外:制作物によってはすべての項目に準拠するのが難しい場合はこの限りではない改訂:ガイドラインの表紙にバージョン番号(Ver.1.01など) と最終改訂日を明記しておく変更履歴記載し、ガイドラインに対する意見を常にオープンに受けつけ、速やかに反映する
引用元:Web制作ガイドライン[自分でなんとかするWeb] http://every-rating.com/material/web.html

ガイドラインを作るのは主にwebの制作者でありますが、さまざまな人からの意見を聞きつつ、速やかに対応することが大事です。

Web制作工程表についてはこちら