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拠点流出とWEBによる国外脱出

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拠点流出とWEBによる国外脱出

日本はその人件費の高さから
生産の拠点を中国に奪われました。
またさらに変化は加速して
東南アジアにまで出て行く企業が
増えてきました。

海外現地生産比率は
近年高い水準で推移して
おり2010年度は2009年度の
17.1%から18.0%への高い
伸びを示しました。
ここで過去最高を記録し
今はほぼ横ばいです。

では、日本の人件費はどの程度
高いのでしょうか。

スイスの金融機関UBSが出した
「Prices and Earnings」(2012)という
レポートを見てみましょう。

1位チューリッヒ(スイス)
2位ジェノヴァ(イタリア)
3位コペンハーゲン(デンマーク)
4位オスロ(ノルウェー)
5位ルクセンブルグ

7位”東京”

と高水準にあります。

では日本の海外拠点はどうでしょう?
北米、中国、ASEAN4、NIEs3
に拠点は多いです。
その中で

ソウル、上海、ジャカルタ

が表に有ります。しかし上位には
全く食い込んでいません。

一番上のソウルでさえ賃金は
日本の半分近くです。
上海では約四分の一です。

如何に日本の賃金が高いか解ると存じます。

この高賃金を与えるからには
営業も営業にしか出来ないことを任せ

経営もWEBを使って
この国外脱出の流れに逆らわず
海外に販路を開いて戦っては如何でしょうか。