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googleアナリティクスで、【離脱率】をチェック!

Googleアナリティクス

Web界では日常茶飯事に使用される言葉の一つが、離脱率です。
googleアナリティクスで、当該サイトの離脱率が高い事が判明したら、
何かしらの問題があると考えて良いでしょう。
ここでは、ユーザー目線に立った離脱率の改善等について、調べてみました。


間違いやすい離脱率と直帰率

Web業界では様々な横文字用語が登場するので、
この業界で初めて仕事をする人にとっては、面喰らう事はあるでしょう。
その中でも、直帰率と離脱率という用語が登場しますが、日本人の感覚からすると、
両方同じような意味である様に感じられるかも知れません。
実際に今でも、誤った使い方をしている人は散見されるので、
この場でしっかりと理解をする事が大切です。
これらの用語は、googleアナリティクスとも関連性が深いので、
納得出来るまで解説を読みましょう。

以下、直帰率と離脱率の違いを例で解説します。
例、サイトで 1 ページのみのセッションが毎日発生した場合
月曜日: ページ B > ページ A > ページ C
火曜日: ページ B > 離脱
水曜日: ページ A > ページ C > ページ B
木曜日: ページ C > 離脱
金曜日: ページ B > ページ C > ページ A
上記から、まず直帰率を出すために必要な数値のみを抜き出しました。
ページAで始まったのは、1セッション
ページBで始まったのは、3セッション
ページCで始まったのは、1セッション
ページAは、唯一のセッションが0回(0直帰)
ページBは、唯一のセッションが火曜日の1回(1直帰)
ページCは、唯一のセッション木曜日の1回(1直帰)▼直帰率の計算式は以下になります。
ページAは、1(セッション)/0(直帰) * 100 =直帰率0%
ページBは、3(セッション)/1(直帰) * 100 =直帰率33%
ページCは、1(セッション)/1(直帰) * 100 =直帰率100%次に、
離脱率を出すために必要な数値のみを抜き出しました。
ページAは、3ページビュー
ページBは、4ページビュー
ページCは、4ページビュー
ページAが最後だったのは、金曜日の1回(1離脱)
ページBが最後だったのは、火曜日と水曜日の2回(2離脱)
ページCが最後だったのは、月曜日と木曜日の2回(2離脱)▼離脱率の計算式は以下になります。
ページAは、3(ページビュー)/1(離脱) * 100 =離脱率33%
ページBは、4(ページビュー)/2(離脱) * 100 =離脱率50%
ページCは、4(ページビュー)/2(離脱) * 100 =離脱率50%
引用元:直帰率・離脱率の違いと改善法をわかりやすく解説
http://seolaboratory.jp/internal/2016021626251.php
コメント:解説の文中に登場する、セッションとページビューについて補足の説明をしておきます。
ここで言うセッションは直帰率を指し、またページビューは離脱率を表します。
混乱し易いでしょうが、整理して覚えておきましょう。


離脱率を改善するには?


無価値なコンテンツゼロ計画

まずは、当該ページを訪れるユーザーが欲していないと思われる、
コンテンツだけが置かれたページを作らない事から始めるべきです。
一般的なユーザーは、総じて欲しい商品等の情報を求めて、
検索結果からURLリンクを選び当該ページへ辿り付く筈です。
ここまでは、Webサイトのオーナーとしては、
クライアントになるかもしれないユーザーを取り込みたいという、
攻略の糸口は掴めたと言えます。
そして、用意した複数のページ(コンテンツ)を、ユーザーは読み進めて行き、
当該サイトの滞留時間が増えていれば、尚の事、
コンバージョンへと導ける可能性が増えたと考える事が出来ます。
しかしその中で、ユーザーの頭にクエスチョンマークが浮かぶ様な、
無意味なページがあるとどうなるでしょうか?
パンくずリスト等から遡って、トップページから見直してくれるだろう等と考えては、いけません。
現実はどうなるかというと、大半のユーザーは離脱しますから、当然離脱率は上昇します。
そして、別サイトに飛ぶと考えるべきでしょう。

相手に何の影響も与えないコンテンツは往々にして「マイナスの効果」に繋がります。
無駄なコンテンツというのは「そのコンテンツを見ると、
相手に何の影響も与えないコンテンツ」のことです。
ホームページ上に無駄なコンテンツは必要ありません。
危険信号がつくのは、例えば以下の様なページです
・「社長日記」と銘打って、趣味のゴルフの事ばかり書いている
(しかも、お客さんが読んでもなにもえるものがない)
※ゴルフ好きの人を惹きつけたいなどの意図があれば別
・「お客様の声」と銘打っているが、2行や3行の、
匿名の声がひたすらに並んでいるだけのページ・サービスページの一部なのに、
そのページを読み終わった後、他のページヘの内部リンクがないページなどです。
引用元:サイトの回遊率・離脱率改善の第一歩は「行き止まり」を無くすところから – ラウンドナップWebコンサルティング
https://www.roundup-consulting.jp/kaiyuu-kaizen-tips/
コメント:何時でも何処のページにユーザーが居ても、行き先を示してあげなければ、ユーザーに逃げられてしまう可能性が高くなります。

この先行き止まり
引用元:WEBページで、行き止まりを作ってはなりません
http://sokuseki.kanai-fumitoshi.info/?eid=1095903
コメント:ユーザーはどうしたら、良いのかわからなくなってしまいます。

泣いている子供
引用元:迷子にしてはいけません
http://fqmagazine.jp/1837/outing_lose_your_child/
コメント:ユーザーを迷子にさせない工夫も、確実にWEBページに反映させていく事が大切です。


ユーザーの目線に立った、コンテンツを作成していますか?

まずは問題のページをじっくりとお読みください。そのページの内容は、
お客さんの期待に応えていますか?よくあるケースですが、
「詳しいサービスを説明する」ページなのに、
「詳しくはお問合せください」になっている、
そんなことはありませんか?
当然、お客さんは詳しいサービス説明が書いていあると思っているハズですので、
これではガッカリするでしょう。
あるいは「お店へのアクセス」というページなのに、
2、3行簡単な説明文があるだけで地図が無かったり…していませんか?
「お店へのアクセス」となっていれば、多くのお客さんは地図があるものと思います。
地図があると思ったのに、見に行ったら無かった・・・。
これもお客さんにとっては期待外れです。
このように、お客さまはページの内容にガッカリすると、そこで「離脱」してしまいます。
「離脱率」が高い場合は、まずのこの点を疑ってみましょう。
引用元:離脱ページ「離脱率」を改善させる3つのポイント – Googleアナリティクス
http://www.infact1.co.jp/staff_blog/webmarketing/seo/19372/
コメント:基本中の基本と思いきや、出来ていないサイトもある様なので、速やかに対処する事が求められます。


明快なユーザーの誘導を見直そう!

リンク先にどの様なコンテンツが用意されているかを、
分かりやすく示しておくと、説得力も増す筈ですから、
クリック率も向上すると考えられます。

PC見ている男性
引用元:Free illustration: Surprised, Salaried Worker – Free Image on Pixabay – 1184889
https://pixabay.com/en/surprised-salaried-worker-computer-1184889/

お客さんは「次のページに何が書いてあるのか」が伝わることで、
ようやくクリックしてくれます。
ですから、リンクをする場合は、そのリンクの先に何があるのか?
クリックしたら、どういう情報が得られるのか?を、お客さんにわかりやすく伝えるようにしましょう。
できれば、アイコンやバナー画像などを使用してもっと目立たせる工夫をした方が良いですが、
ただ単にサイズを変更したり、色を変更したり、
と文字装飾だけでも工夫は可能です。ぜひ色々な方法を考えてみましょう。
引用元:離脱ページ「離脱率」を改善させる3つのポイント – Googleアナリティクス
http://www.infact1.co.jp/staff_blog/webmarketing/seo/19372/
コメント:ユーザーの目線に立てば、直ぐに気付く事ばかりです。


良質なコンテンツを作る事も忘れずに!!

数年前であれば、その様なサイトは散見されましたが、
googleの幾つかのアップデートにより、コンテンツの質が厳しく問われる時代になりました。
ですから離脱率への対応をする事も大切ですが、
併せてユーザーに役立つコンテンツの作成をするべきでしょう。

・コンテンツはユーザーファーストで考える。
・コンテンツはオリジナリティを持たせる。
・競合と差別化する。・ユーザーを満足させる。
・質の高いコンテンツは検索順位をあげる第一歩
引用元:Googleの言う質の高いコンテンツのとは?検索順位を上げる第一歩。 – スキナモノート
http://www.sukinamonote.com/entry/quality
コメント:Webマーケティング界にいる限りは、避けては通れない道と心得ましよう。


高齢者の離脱の特徴

今日では一昔とは異なり、高齢の人でもインターネットを使って、
利用するというシーンは珍しくはなくなりました。
大半の高齢の方に共通しているのは、文字を見づらいという方が多くいらっしゃいます。
ですから、誘導をする為のリンクを作る場合にも、目立った色使いや、
文字を大きめにする等の工夫をして、分かりやすくする事も必要になるでしょう。
また、若いWeb制作に携わる者にとって、想像が困難であると思われるのが、
高齢者はパソコン・スマートフォン等に、心理的に避けたいと言う傾向がある様です。
正確に表現するのであれば検索キーワードを投入すれば、
一発で回答に辿り着く事が困難である為に、WEBという物を諦めてしまう人が多い様です。
この精神的な圧迫感を完全に払拭するのは、難しいかも知れません。
しかし、逆に言えば、高齢者に優しいページを作成出来れば、
高齢者をクライアントに取り込めるチャンスと捉える事も出来ます。


googleアナリティクスで離脱率を、アクセス解析

今回の解説では、事前にGoogleアナリティクスのアカウントを取得していることを前提とします。
レポート画面を開いたら、左のメニュー「行動」から「サイトコンテンツ」→「すべてのページ」を開いてください
すると下図のように、ページごとの「PV数」や「直帰率」「離脱率」が一覧表示されていますので、
こちらで確認することができます。
引用元:直帰率と離脱率とは?2つの指標を、Googleアナリティクスで確認してみる
http://viral-community.com/blog/bounce-exit-rate-1016/
コメント:こんなに簡単に分かりますから、チャレンジしてみましょう。

表
引用元:離脱率が分かりました
http://viral-community.com/blog/bounce-exit-rate-1016/
コメント:ページ単位で分かるので、とっても便利です。