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リスティング広告で決めておきたい~CPAについて~

リスティング広告を出す際には、どのくらいの予算でどのくらいの顧客が獲得出来るのか、と言うことを決めておきたいですよね。
そんな時に考えるのがCPAという物です。
CPAとはどういったものなのかについて、CPAの決め方についてなどをまとめてみました。


CPAとは

Cost Per Acquisitionの場合CPAとはCost Per Acquisitionの略で、ユーザー1人当たりの獲得単価を表す指標です。アプリにおけるユーザー獲得の定義はアプリのインストール数である場合がほとんどなので、その場合CPAはCPI(Cost Per Installの略で、アプリのインストール単価のこと)と同義です。Cost Per Actionの場合CPAはCost Per Actionを意味する場合もあり、この場合は会員登録や商品の購入などアプリ内で何らかのコンバージョン(Action)につながったユーザー1人当たりの単価を表す指標になります。
引用元:https://growthhackjournal.com/cpa/#CPA https://growthhackjournal.com/cpa/#CPA

COSTS
引用元:Free illustration: Cost, Dollar, Finance, Money – Free Image on Pixabay – 1174936 https://pixabay.com/en/cost-dollar-finance-money-business-1174936/

CPAには2種類の考え方がありますが、リスティング広告を出す際にまず考えたいのが、cost per actionの方を考えたいですね。どのくらいの予算で結果が出るのかと言うことですね。


CPAの決め方

マウスカーソルとカゴとキーボード
引用元:Free illustration: E Commerce, Shopping Basket – Free Image on Pixabay – 402822 https://pixabay.com/en/e-commerce-shopping-basket-shopping-402822/

クリック単価 が分かれば予算によって獲得できるアクセス数は簡単に推測できます。ですが、そもそもそのアクセスがどれくらい成果につながるかという成約率が分からなければ、適正予算の出し様がありません。成約率はどうすれば分かるの?実際のところ一回出してみないと正式な成約率は誰にも分かりません。とはいえ、成約率が分からなければ予算も決まりません。そういった場合、とりあえずは成約率を1%と仮定して予算組みをすることをおすすめします。
引用元:リスティング広告の月間予算を決める3つのケーススタディ|リスティング広告の運用代行ならカルテットコミュニケーションズ https://quartet-communications.com/info/listing/column/14809

CPAを決めるときに、どうすればその費用を決めることが出来るのかと言うのは難しい問題ですね。そこで成約率という物を計算したいところです。どのくらいのクリック数で、何件成約したのかと言うことですが、実際にはこの成約数というのはやってみなければ分かりません。そこで1パーセントの成約率という考え方があります。


決め方~経費を差し引く~

CPAの決め方で最もシンプルなものは、以下の図のように、売上単価から、原価や人件費・確保したい利益を差し引いた金額をCPAとするものです。この方式は、CPAを守れば確実に利益が出る一方、目標のCPAの許容額が小さくなりがちです。
引用元:リスティング広告の予算・目標CPA・獲得件数の設定方法 http://liskul.com/ls_budget-8133

リスティング広告の予算・目標CPA・獲得件数の設定方法
引用元:リスティング広告の予算・目標CPA・獲得件数の設定方法 http://liskul.com/ls_budget-8133

次に、売りたい商品やサービスの単価に対して全ての経費を差し引いた金額の残りをCPAとして考えるという方法もあります。この方法なら、損をすると言うことはありませんが、売れないリスクという物がありますね。


決め方~リピート型~

右肩上がりでお金に繋がるグラフ
引用元:Free illustration: Computer, Money, Business – Free Image on Pixabay – 811991 https://pixabay.com/en/computer-money-business-technology-811991/

ほとんどの通販サイトのモデルはこちらに当てはまるかと思います。特に健康食品やサプリメント、化粧品などは、この考え方を取り入れた目標CPAを設定せずにビジネスを拡大させることはできないと言っても過言ではありません。このケースの目標CPA設定は一般的に下記の式になります。
引用元:もう迷わない、適正なリスティング広告の予算とCPAの決め方 | アナグラム株式会社 https://anagrams.jp/blog/how-to-set-the-cpa/

適正なリスティング広告の予算とCPAの決め方
引用元:もう迷わない、適正なリスティング広告の予算とCPAの決め方 | アナグラム株式会社 https://anagrams.jp/blog/how-to-set-the-cpa/

大きな利益を生む物では無く、沢山の商品販売を行う際には上記の様な決め方もありますね。例えば顧客単価2000円で原価1200円で平均購入回数が3回だとしたら、2400円が目標とするCPAと言うことになります。


売上見通しが立っていない場合

マウスとお金
引用元:Free illustration: Mouse, Red, Euro, Money, Currency – Free Image on Pixabay – 84828 https://pixabay.com/en/mouse-red-euro-money-currency-84828/

例えば、BtoCサービスで言えば、転職情報サイトや不動産情報サイトなどが該当します。転職情報サイトの場合、WEB上でのコンバージョンは多くの場合、「会員登録」や「企業への応募」となります。不動産情報サイトの場合は、「内見予約」や「資料請求」などになります。このケースの目標CPA設定は下記の式になります。■目標CPA=WEB上のコンバージョン数×平均顧客単価×売上発生までの成約率 昨今の転職情報サイトの場合、採用が確定してはじめて売上が発生する「成果報酬型」のサービスが増えてきたため、このような式で考えるケースが増えてきました。
引用元:https://akicomp.com/listing-budget/#WEB https://akicomp.com/listing-budget/#WEB

物を売ると言うよりもサービスを売る場合は上記の様な形でCPAを決めていきます。CPAは、リスティング広告を出す際に決めておかなければいけない物です。最終的にはどうやって決めるのかはご自身の判断で決めるのが良いと思います。一番良いCPAを見つけたいですね。