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今語ろう!進化を遂げたネット通販のキュレーション対策

対策

今のネット通販サイトはアクセス解析を通して、ユーザーの動向を掴ん出来ましたが、
時代は進み、目の肥えたユーザーを既成のキュレーションで、
繋ぎ止める事は困難な時代になりました。
つまり新たなキュレーションが、必要な時代に突入したという事です。


一昔前のECサイト

ECサイトの目的は、ユーザーに商品を購入してもらい、
売上を向上させて利益を獲得することです。
また、ECサイトのKGIは「売上○○円」「利益○○円」
といった値を設定することが王道であると考えます。
しかし、ECサイトの売上を20%アップするには・・?と考えみると、
思いつく限りの手当たり次第の施策を行ってしまい、
結果KGIを達成できないまま施策の実行だけで終わってしまうことが多いように見受けられます。
~では、どのようにすればKGIを達成できるのでしょうか?
~重要なのは、売上の本質を考えることです。
また、現状の分析を行い、新規の顧客を増やすのか、リピートを増やすのか、
顧客単価を向上させるのか、施策の重点課題を実データから洗い出すことを行います。
その上で、適切なKPIを設計します。新規の顧客増を中心とした場合の、
売上増加をログデータで取得できるデータでいくつかの要素に分解してみましょう。
ECサイトであれば以下の3点が売上に影響を与える重要なKPIの指標となります。
1.流入数
2.コンバージョンレート
3.1回購入あたりの売上
引用元:ECサイトの成功事例から見るKGI・KPI設計後の成果 | コラム・研究会 – 株式会社マイクロウェーブ
http://www.micro-wave.net/column/web_mobile_strategy/20110715.php
コメント:一昔前のECサイトは、
アクセス解析の結果から流入数・コンバージョン率、
あるいは売上等に注目しているに留まりました。
少なくとも2011年7月頃では、これが適切な方法と評価されていた様です。


キュレーション型ECとは?

キュレーション型のECのトレンドの波もより大きなものとなっていくでしょう。
例えば既に専門家の視点でアイテムをセレクトして販売している
HATCHとippinなどの事例が出てきています。
例えば、HATCHであればインテリアスタイリストの選んだ雑貨、
ippinであればきき酒師の選ぶどぶろく、
という形で「誰」が選ぶかにフォーカスして商品を販売しています。
専門家が選んだ商品はオシャレでセンスが良く並んでいるので
サイト自体がコンテンツ化しています。
このような専門家や著名人がキュレーションした商品を販売するサイトが
今年のコンテンツマーケティングの波から引き続き注目を浴びるのではないでしょうか。
引用元:【2014年まとめ】今年EC業界でチェックしておくべきトレンド5選と2015年のEC業界展望
| ECサイト構築の【コマース21】(C21)実績多数のECビジネスパートナー
http://www.commerce21.co.jp/cafe/views/628
コメント:ECサイト(ネット通販)の拡大は、留まる所を知らないかの様な勢いで伸びています。
しかし、ここへ来て更なる高みへと上る為には、キュレーションメディアをミックスした、
キュレーション型ECサイトになる必要があります。
それは、ユーザーからの強い要望でもある為に、
ユーザーに信頼と満足を届けられるタイプのECサイトになる為には、
不可欠であるといえるのかも知れません。


キュレーション型ECを語る上で外せない「オウンドメディア」


オウンドメディアって何?

企業が自社で所有するWEBサイト(メディア)のことで、
ブランドサイトやキャンペーンサイトなどを指す。
アーンドメディアやペイドメディアと共に、トリプルメディアと言われている。
辞書ではこのように記されていますが、
これだけでは、企業が持っているWEBサイトのことかな?と誤認されてしまいます。
私たちが認識するオウンドメディアには、以下の3つの役割があります。
オウンドメディアの役割1.企業が所有するインターネットメディアで、ユーザーに有益な情報を発信する
役割2.何らかの仕組みでユーザーとの関係構築を図る
役割3.ペイドメディア、アーンドメディアのハブとなる役割
引用元:今更聞けないオウンドメディアとは?コンテンツマーケティングとの違い
http://wakarukoto.com/?p=12140
コメント:オウンドメディアが登場したのはWebというメディアが、
この先健全に伸びていく為には、ごく自然な事だったのかも知れません。


アーンドメディアとは?

アーンドメディアは、Facebook・Twitter、Instagram等のSNSを通して、
商品の価値を広げる事は自然な形であるため、
Webマーケティング側からすると理想的な情報発信方法と言えます。

アーンドメディアの役割は、消費者の共感を得ること。
生活者が発した体験情報をきっかけに良い情報発信の循環をつくり、
クチコミの連鎖をつくる必要がある。Twitter、Facebook、
ブログなどのソーシャルメディアを通して、
ユーザー自らが発信する情報量が日々増加していることもあり、
現代では最も消費者から高い信頼を寄せられているメディアといわれている。
引用元:アーンドメディア | マーケティング用語集
| シナジーマーケティング株式会社 SynergyMarketing
https://www.synergy-marketing.co.jp/glossary/earned-media/
コメント:権威あるSNSユーザー等が発信した、
商品を実際に利用した個人的感想が、
良くない方向へと向かう可能性もあるので、
このアーンドメディアだけでのマーケティングは注意が必要かも知れません。
上手く利用する為には、
オウンドメディア等をミックスするという方法が適切と言えるでしょう。


ペイドメディアとは?

ペイドメディアは読んで字の如しで、金銭を支払う事でマーケティングを行う方法です。
ですから、インターネットが日本に普及する前から行われていた、
テレビ・ラジオ、新聞、あるいは電車やバス内に掲示されている広告物は、
ペイドメディアと言っても間違いではありません。
但し、今日ではWeb業界でのリスティング広告等も、
含まれている事は無視出来ません。

ペイドメディアとは、トリプルメディアの一つで、
企業が費用を払って広告を掲載する従来型のメディアのこと。
主に、テレビ・ラジオ・新聞・雑誌のマス4媒体やWeb広告、
イベントなどのスポンサーシップといったものがここに分類される。
ペイドメディアの役割は、消費者に製品やサービスを認知させることである。
不特定多数の消費者の目に留まる場所で情報発信や宣伝を行うことにより、
既存顧客だけでなく潜在顧客や自社に興味を持っていないその他の消費者とも接点を作ることができる。
引用元:ペイドメディア | マーケティング用語集
| シナジーマーケティング株式会社 SynergyMarketing
https://www.synergy-marketing.co.jp/glossary/paid-media/
コメント:ペイドメディアは多額のコストが消費しがちですが、
ペイドメディア単独であると効果が今一つという事もある様です。
ですから、ペイドメディアもアーンドメディアと並んで、
オウンドメディアとの連携が必要な時代になったと考えるべきでしょう。


オウンドメディアへの進化

オウンドメディアが注目される理由は、更に2点あります。
その1つがコンテンツマーケティングの潮流です。
今はネット上の情報量が増え、ユーザーは色々な情報を手にすることが出来ます。
その結果、商品をアピールするだけでは、ユーザーを繋ぎ止めることが出来ません。
商品とは切り離した、純粋にユーザー視点に立った情報を提供することで、
新規訪問 ⇒リピーター ⇒ファンになるように囲い込んでいく。
このような役割を持つメディアが求められます。この役割を担うのが、
字数制限がなく、レイアウトも自由にできるオウンドメディアです。
引用元:オウンドメディアとは何か、明快に分かる! | Web集客の開花塾
https://web60.co.jp/owned_media.html
コメント:単なるネット通販という方法では、お客を呼び込む、
あるいは繋ぎ止める事が難しくなった事が要因の様です。

customer
引用元:オウンドメディア
コメント:リピーター獲得の新機軸という表現が、適切でしょう。
オウンドメディアを有効に活用出来れば、リピーターはやがて、
商品を販売している企業のファンにする事も不可能ではありません。


アクセス解析してみた

アクセス解析というと定番のGoogleAnalyticsの利用を思い付く、
Webマーケティング担当の方もいるかも知れません。
しかし、アクセス分析だけではなく、
ユーザーの「行動」に関わる分析も可能なツールを利用するのも一つの手段です。
ここでは、「eMark+」というツールの無料版を利用しています。

オウンドメディアで集客できたユーザー方法を知るには、
「アクセス解析」を行う必要があります。
『eMark+ SiteAnalyzer』では、
自社サイトを競合サイトを比較しながらアクセス解析を行うことができます。
流入経路が、バナー広告でもリスティング広告でもオーガニック(自然検索)でも、
一つのツールで全てがわかるだけではなく、
スマートフォンのデータ解析にも対応しているので、
マーケッターの方はぜひご活用ください。
・多くの流入数が獲得できている場合検索キーワードから分析を行うことで、
より反応がよい検索キーワードから見込み客となりうるユーザーの関心を知ることができます。
また、『eMark+ KeywordFinder』を使うと、
そのキーワードを検索しているユーザー属性も知ることができ、
より明確なターゲットユーザーを選定することが可能です。
・流入数があまり獲得できていない場合ターゲットとなるユーザーが
普段見ているオウンドメディア(=競合や他社サイト)を分析します。
『eMark+ TargetFocus』では自社オウンドメディアに訪れているユーザーが、
他にどのようなメディアやコンテンツを参照しているのかを把握することができるため、
ターゲットユーザーの関心が高い情報を知ることできます。
キーワード選定だけではなく、
コンテンツ制作の編集企画や方向性の見直しに役立てることができます。
引用元:「本当」の潜在層を見つけよう!オウンドメディアの分析手法 | 株式会社ヴァリューズ
http://www.valuesccg.com/knowledge/knowhow/website/005/
コメント:更に詳細な分析が必要であれば有料になりますが、「eMark+PRO」も利用可能です。

eMark+PRO
引用元:eMark+ http://www.valuesccg.com/-/emarkplus/
コメント:「eMark+」は、競合サイトや市場データー等も活用出来ます。

eMark+PRO
引用元:「eMark+PRO」
http://www.valuesccg.com/-/emarkplus/pro/
コメント:より効率的で実用性の高い、アクセス解析が出来ます。