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キュレーション広告の種類別に、アクセス解析してみる

アクセス解析

広告というキーワードを加えるとWebマーケティングとして、有効なツールと成り得ます。
ここではキュレーション広告の種類として、ネイティブ広告とインフィード広告について調べてみました。
また解析して判明した利点と、そのツールについても触れています。


キュレーションとは?

デジタル大辞泉の解説キュレーション(curation)1 美術館・博物館などの展示企画。2 情報などを特定のテーマに沿って集めること。→キュレーションサービス
引用元:キュレーション(きゅれーしょん)とは – コトバンク https://kotobank.jp/word/%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3-189130
コメント:この説明だと、2番目の説明が該当します。キュレーションという言葉は、単独で使用される事もありますが、WEB業界ではキュレーションサイト・キュレーションメディア、またはキュレーションコンテンツ等の様に、複合語として使用される傾向にあります。


キュレーション広告の種類

キュレーション型広告は、今では様々なタイプが登場しています。


ネイティブ広告

デザイン、内容、フォーマットが、媒体社が編集する記事・コンテンツの形式や提供するサービスの機能と同様でそれらと⼀体化しており、ユーザーの情報利⽤体験を妨げない広告を指す。
引用元:http://www.jiaa.org/download/150318_nativead_words.pdf http://www.jiaa.org/download/150318_nativead_words.pdf
コメント:ネイティブ広告を、一般ユーザーがその記事を読んでも、ごく普通の記事、あるいはブログという感覚を持つでしょう。

ネイティブ広告の中には、ラフな感じ・親しみやすく、くだけた感じを伴いながらも、ユーザーにとって役立つ情報を提供出来るという、独特の世界観を持つ代物もあります。ですから、気軽にキュレーション・サイトをシェア−してくれる確率も、高まると考えられます。

ネイティブ広告には、広告主の主張を一方的に伝えるだけではなく、価値あるコンテンツ(笑いや癒やし、有益な情報等)を提供するという側面があります。このため、ネイティブ広告は単なる告知広告というよりもブランディング広告の要素が強いと言われています。
引用元:3分でわかる「ネイティブ広告」 | インターネット広告代理店 オプト http://www.opt.ne.jp/column/social/detail/id=2379
コメント:こういう事はWebマーケティングにおいて、おざなりになりがちかも知れません。しかし、親近感を抱かせるには、うってつけの方法と言えるでしょう。

インフィード広告
引用元:ネイティブ広告の一例 http://www.opt.ne.jp/column/social/detail/id=2379
コメント:良い意味で「広告らしくない」ところが、メリットと言えます。


インフィード広告

インフィード広告とは、Webサイトやアプリ(画面の上から下に読み進めていくデザイン)のコンテンツとコンテンツの間に表示される体裁の広告のことです。FacebookやTwitterなどのSNSや、キュレーションメディア、ニュースアプリなどでよく利用されています。最近では、テキストやバナーだけでなく、動画などのコンテンツも配信できるメディアも珍しくありません。また、ビジネスメディアでもインフィード広告を見かけるようになりました。
引用元:インフィード広告とは|デジタルマーケティングラボ http://dmlab.jp/words/e019.html
コメント:スマートフォンの新聞記事アプリ等の中で、良く見られる広告です。よく見ると「PR」等の文字がありますが、記事の一部だと思いタッチしてしまう事もしばしばでしょう。


アクセス解析してみる


ネイティブ広告編

・消費者はディスプレイ広告よりも53%高い頻度でネイティブ広告を見ていた・ディスプレイ広告よりもフィード内のネイティブ広告を見ている消費者は25%多かった・ネイティブ広告はバナー広告よりもブランドの親和性において18%、購入意思行動において9%高い(良好な)結果を示していた・広告を家族や友人にディスプレイ広告をシェアしたことがあるというユーザーは19%であったのに対しネイティブ広告をシェアしたことがあるユーザーは32% であったこのように、調査したすべての項目でネイティブ広告はディスプレイ広告よりも良好な結果を残しています。ほかにも、・画面の表示面積が少ないスマホでも広告を表示しやすい(スマホのネイティブ広告クリック率はPCの1.9倍という調査結果も)・ブラウザやアプリによる広告ブロックの影響を受けない といったメリットがあり、オンライン広告のクリック率を劇的に高める可能性を秘めています。
引用元:3分でわかる「ネイティブ広告」 | インターネット広告代理店 オプト http://www.opt.ne.jp/column/social/detail/id=2379
コメント:なかなか、興味深い結果と言えるでしょう。特にPCでWEBブラウザーを利用している場合、人によってはアドオンソフトのAdBlockやAdBlockPlus等の影響を受けないので、広告効果が見込めと考えられます。


インフィード広告編

Yahooのアクセス解析ツールである、「Yahoo!アクセス解析」を利用してインフィード広告を調べてみます。

Yahoo! JAPANのTOPページにあるニュース記事欄やSNS、アプリなどに表示するスマホユーザーの刈り取りに特化した広告が「インフィード広告」です。施策を打つ際に必ず見るべき「指標」があります。それが「ビューインプレッション」と「掲載順位」です。見るべき指標その1「ビューインプレッション」「ビューインプレッション」という新たな指標が追加され、実際に「ユーザーが広告を見た」回数を計測できるようになりました。ちなみに、ビューインプレッションは、広告面積50%以上が1秒以上表示されたときに「1ビューインプレッション」とカウントされます。今後はビューインプレッションに着目することも同等に重要だといえるでしょう。見るべき指標その2「掲載順位」インフィード広告はユーザーの視認領域に表示されずともインプレッションと判断されますが、「上位掲載する広告」と「下位掲載する広告」のパフォーマンス比較により「掲載順位」の重要性が明らかになりました!掲載順位1位の広告は3位に比べてクリック率が約3.5倍高く、14位以下は残念ながらユーザーにほぼ見られないという結果になりました。つまり、1位に掲載することでクリック率が約3.5倍になる可能性があるということです!1つでも多くのクリック数を集めるために上位掲載することを推奨します。時間帯ごとに広告の配信比率を変えるなど、掲載順位をコントロールしてインフィード広告を最大活用していきましょう。
引用元:インフィード広告のクリック率3.5倍UP『掲載順位』が明暗をわける! | J&B Labo http://jb-labo.com/infeed-advertising-and-ranking-of-relationship/
コメント:インフィード広告は曜日や時間帯等を考慮した、戦略的なアプローチが必要だと言えるでしょう。

インフィード広告
引用元:インフィード広告の例 https://quartet-communications.com/info/other-ads/20595
コメント:RSSやFacebook等で、インフィード広告は利用されています。


コラム:Yahoo!アクセス解析

ユーザー属性分析性別から年齢、ネットリテラシーまで、サイトに訪問したユーザーの属性をさまざまな角度から見やすく可視化。ユーザーの地域別訪問率についても、絶対値だけでなく、インターネット利用率を加味した相対値でも表示します。リアルタイム分析直近でサイトに訪問したユーザーの各種情報について、リアルタイムで表示。訪問前の閲覧ページや閲覧環境、ブラウザの閲覧サイズなど、詳細に分析を行います。組織分析どのような組織(会社・団体など)からサイトへの訪問が多いのか、独自データをもとに、業種別に傾向を判別。初めてサイトに訪問した組織も、日別でトラッキングすることが可能です。広告・コンバージョン分析広告出稿用URLのパラメータを任意の内容で生成・設定することで、広告の種類や媒体といった各種切り口で広告効果を測定することができます。また、Yahoo!アクセス解析独自のコンバージョンタグを生成することも可能です。
引用元:機能と特徴 – Yahoo!アクセス解析 https://analytics.yahoo.co.jp/feature.html
コメント:アクセス解析を行う場合、兎角GoogleAnalysticsを利用する傾向がある模様ですが、このYahoo!アクセス解析も便利に使えます。双方はメリット・デメリットあるので、両方とも導入して利用すると良いかも知れません。


キュレーターの広告効果

キュレーターモデル
引用元:キュレーターの波及効果の図 http://lifehacking.jp/2013/07/flipboard-magazine-web/
コメント:著名なキュレーターも広告に影響ありますが、誰もがキュレーターになれば、その効果は無限大と言えるでしょう。