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【SEO対策】日本語と英語のどちらのURLがいいか?

対策

ランキングを上げるためにSEO対策は重要ですが、日本語のURLにすると即効性があると聞きます。
しかし、色々と調べるとデメリットが多く、おすすめしないという意見もあります。
どちらが正しいのか、学んで判断できるようにしましょう。


URLの言語についてGoogle社員の回答

地球儀
引用元:地球儀|フリー写真素材・無料ダウンロード-ぱくたそ
https://www.pakutaso.com/20140502135post-4174.html

その国の言語でURLを構成することをGoogleは勧めるか?
この質問に対して、Syed Malik Mairaj氏が回答します。
ベストなのは、コンテンツと同じ言語をURLでも使うことだ。
なぜなら、URLは検索結果で目に見えるし、ブラウザでも見えるからだ。
ユーザーは入力したURLのページにアクセスできる。
コンテンツと同じ言語のURLにしておけば、
たとえばヒンディー語のコンテンツを提供していてURLもヒンディー語にしておけば、
それはヒンディー語ユーザーにとっては優れた体験になるだろう。
引用元:URLを日本語にすべきか? => UXの観点から日本語のほうがいいかもしれないがSEOとは関係ない | 海外SEO情報ブログ
https://www.suzukikenichi.com/blog/should-urls-contain-japanese/
コメント:補足すると、2015年6月30日開催の「ヒンディー語版ウェブマスター向けオフィスアワー」で、
Google社のSyed Malik Mairaj氏の回答です。

SEO対策を考えた場合は、Googleという会社がとても重要でしょう。なぜなら、
Googleはパソコンやスマートフォン共に検索エンジンシェアで1位だからです。
そのGoogleが、日本語(自国での言語)でURLを構成することを勧めているのは大きな意味があります。

中国:百度(baidu):74.4%, 好捜(Haosou):9.1%韓国:Google:49.1% , NAVER:45.2%台湾:Google:83.4% , Yahoo! 奇摩:15.2%香港:Google:79.5% , Yahoo! 雅虎香港:17.3%タイ:Google:98.7% , Yahoo!:0.7%フィリピン:Google:94.3% , Yahoo!:3.7%マレーシア:Google:95.0% , Yahoo!:2.8%シンガポール:Google:94.7% , Yahoo!:3.4%インドネシア:Google:97.7% , Yahoo!:1.3%ベトナム:Google:90.8% , coc coc:3.8%日本:Google:62.9% , Yahoo!:33.5%(なお、検索エンジンシェアは、上位2位まで表示。小数点第2位以下は四捨五入。)
引用元:2016年海外検索エンジンシェア新常識!|日本・中国・台湾・香港・他7カ国(2016年1月版)|コラム|メンバーズ
http://blog.members.co.jp/article/19220
コメント:2016年1月1日から31日までの各国別検索エンジンシェアです。
多くの国で圧倒的にGoogleのシェアが多いことが分かります。


検索エンジンの評価のみならどちらでも

日本語URLであろうとアルファベットURLであろうと検索エンジンでの評価(SEO)だけで考えると、
どちらが有利であるということはなく、どれでも構わないという結論が出ています。
引用元:【SEO】日本語URLとアルファベットURLはどちらがSEOで有利なのか? – 検索サポーター
http://s-supporter.hatenablog.jp/entry/seo-compare-the-alphabet-url-with-Japanese-url

「英語と日本語のURLどちらが有利になる?」なら、
「SEOだけで」という条件は付いていますが、どちらでも大丈夫です。
しかし、問題なのがやはりデメリットがあるので、
考慮したうえで日本語URLを使うか決めなければいけません。


日本語にするメリット

嬉しそうに飛び跳ねる女性
引用元:[フリー画像素材] 人物, 女性, 跳ぶ / ジャンプ, 喜ぶ, 万歳 / バンザイ, 後ろ姿 ID:201402260100 – GATAG|フリー画像・写真素材集 4.0
http://free-photos.gatag.net/2014/02/26/010000.html

日本語URLのメリット1.投稿タイトルをそのままURLにできるのでスラッグや英単語に悩まなくて済む。
2.Googleなどの検索エンジンは検索ワードがURLに含まれるとハイライトされて表示されるため、クリック率が上がる。
3.Googleなどの検索エンジンで、検索ワードと日本語URLが完全一致していると順位が上がる(Wikipediaが良い例)。
2,3については確実に成果があるため適切にキーワードを捉えることができれば順位はすんなり上がる。
個人的にはスラッグを考える必要がなくなるので1のメリットが最も大きいと考える。
引用元:日本語URLと英語URLのメリットデメリット | milkyshade
http://milkyshade.com/seo/114/

URLを日本語にすると日本語を使う方なら分かりやすく、
興味を引くことができるのでクリックしてもらいやすいメリットがあります。


日本語にした場合のデメリット

PCの前で落ち込む女性
引用元:無償のイラストレーション: ソーシャル, ソーシャルネットワーク, ソーシャルネットワークサービス – Pixabayの無料画像 – 1206612

デメリットは・良質な記事を書いてもリンクを貼ってもらえない可能性がある
・メールが使えない
・利用できないサーバーがある 最近は無料ブログに直接日本語のアドレスを貼っても文字化けせずに貼ることが出来ることを確認しましたが、(シーサーブログで確認)未対応のサーバーやサービスはありますのでそうした場合は一度「Punycode」に変換してリンクを貼るという作業になります。
引用元:日本語ドメインのデメリットと検索上位に上がらない理由 | モネットブログ
http://monet76.com/japanese-domain-687

デメリットとして大きいのは、日本語をURLに含めることで利用できないサーバーが出てきてしまうことです。
もちろん、「Punycode」という変換サービスを使うことで使えるようになりますが、
今度は長々としたURLになってしまうという問題が発生します。


即効性はあるがデメリットが多いのでよく考える

日本語URLにすると、確かに適切なキーワードなら順位を上げる即効性があります。
ところが、Punycodeに変換され、「xn」から始まる長々としたURLになってしまうのが問題です。

変換したドメイン名を表示します
引用元:punycode変換サービス
http://muryou-domain.com/free-domain-names/how-to-get-nihongo-domain/
コメント:変換自体は簡単で、入力すれば自動的に変換してくれるサイトがたくさんあります。

【デメリット】1.Punycode表記ではわかりずらいので管理がしずらい
2.Punycode表記では余計にURLが長くなってしまう
3.スパムサイトと勘違いされてしまう(SEOに携わる人だけ?)
4.リンクを張ってもらいにくい
引用元:日本語ドメインSEOのメリットとデメリット
http://blog.mf-seo.com/archives/9567
コメント:Punycodeがなぜ問題なのは、
xnから始まって長い英数字の羅列に変換されるため、
怪しいサイトと疑われてしまいます。

デメリットに日本語URLでは、日本でしか通用しないと書いている方が多くいます。
しかし、日本語でわざわざ表記するなら、日本国内向けを狙ったものなのでデメリットではありません。
日本国内だけを目的にしているなら大丈夫ですが、
日本語URLを使うかどうかはリンクを張ってもらいにくいことや、
Punycodeによるデメリットも考慮して決めましょう。