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レスポンシブウェブデザインとスマホのサイト最適化 後編

レスポンシブウェブデザインとスマホのサイト最適化 後編

引用続き「PC 用のページとモバイル用のページを単一の(同一の) URL とすることができるため、ユーザーにとってはシェアやリンクが容易であり、Google のアルゴリズムにとってはコンテンツを適切にインデックスできるようになります。
??? ユーザーエージェントの異なる Googlebot ごとにページをクロールする必要がないため Google がより効率的にコンテンツを発見することができます。」
(google公式ブログ http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.jp/2012/06/google.html? 10月5日11時15分)

けれど Google は、レスポンシブウェブデザインを用いることが適切とはいえない状況があることを理解しています。そのため、サイトがデバイスごとに最適化した HTML を使って同等のコンテンツを提供することがサポートされています。デバイス固有の HTML の提供方法は、デスクトップ版とスマートフォン版で同じ URL(動的な配信と呼ばれています)で提供する方法と、異なる URL(たとえば、www.example.comとs.example.comなど)で提供する方法に分けることができます。

貴社のサイトが動的な配信をされている場合、ユーザーエージェントごとにコンテンツを変更している事をキャッシュサーバや Google のアルゴリズムに伝達するために Vary HTTP ヘッダを使用することを強くお勧めします。また、Googlebot-Mobile でもクロールのシグナルとして利用します。

パソコン版とモバイル版で別のサイトを構築している場合に関しては、その実装方法は色々な方法が考えられますが、重要なのは、 デスクトップ版とモバイル版がそれぞれ存在しつつも同一の目的、内容のページであればそのことを我々のアルゴリズムにアノテーションで伝えることです。ア ノテーションを利用することで、パソコン用のページとモバイル用のページとして別々に作られたページが実はデバイスごとに最適化して作成された同一の内容 であり、同一のものとして取り扱われるべきことを Google に伝えることができます。

これらのアノテーションは、Google があなたのスマートフォンに最適化されたコンテンツを発見し、アルゴリズムがコンテンツの構造を理解する助けになり、そして検索結果においても良い結果が得られる可能性が高まります。