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パンくずリストを正しく知って、SEOに生かしていこう

対策

パンくずリストという物をご存知でしょうか。これはSEO対策を行うにおいて、なくてはならないものです。今回はその魅力的な側面と、設置方法についてみていきたいと思います。比較的設置は簡単で、テンプレもあるので楽だと思いますので参考にしてください。


パンくずリストとは

パンくずを撒くヘンデルとグレーテル
引用元:元ネタは http://design.syofuso.com/entry/2016/08/04/010000
コメント:ヘンデルとグレーテルの一シーンで、パンくずをまいてこれを命じる詩にして戻っていこうというエピソードから来ています。

パンくずリストとは、ユーザーが今WEBサイト内のどの位置にいるのかを視覚的に分かりやすくするため、上位の階層となるWEBページを階層順にリストアップしてリンクを設置したリストのことを指します。通常はコンテンツの最上部に記載されます。
引用元:パンくずリストとは | SEO用語集:意味/解説/SEO効果など [SEO HACKS] http://www.seohacks.net/basic/terms/breadcrumb-list/
コメント:SEOは1ページだけに関わるものではありません。大規模なサイト程ページ数が大きくなるわけで、初期の段階でしっかりと設計をしておかなければ修正が大変になります。


どんなメリットがあるか?

セシモテレビ
引用元:タイトルだけでなく http://seshimo.tv/word024/
コメント:テーマが見えていれば、そのジャンルに興味のある人を引き付けるでしょう。

もう一つ重要なSEO効果として、適切なパンくずリストがあれば、検索結果画面でのクリック率を改善できます。Google検索結果画面では、次の画像のように、あなたのサイトのパンくずリストがページタイトルと一緒に表示されることがあります。
引用元:SEOに効く「パンくずリスト」対策ガイド https://seopack.jp/seoblog/20160818-breadcrumb-hurryup-guide/#3
コメント:つまり、検索した時にそのページだけ出るのではなく上層まで見えるようになります。例えば、○○川の情報を調べている場合、さらに詳しいものや、その町の情報が載っている場合があって、両方知ることができ、検索の幅を広げる事ができます。また、お客さんを呼び込む可能性を高くしてくれます。


サイト作成者だけでなく利用者にとっても便利!

矢印の看板
引用元:正しい道しるべがあれば http://sozaizchi.com/sozai/line/yajirushi/37.html
コメント:簡単に戻れますし、そこに印があればもう一度戻ることだってできます。パンくずリストとはそういった感じですね。紙面で出すならば、フロチャートのような、分岐があってわかりやすくなっています。

ユーザビリティ•自分が、どこの階層のどこのページにいるのかを知る事ができる•自分が、どんな経由を辿って今いるページに辿り着いたのかを知る事ができる•自分が今いるページが、どのカテゴリーに分類されているのかを知る事ができるSEOの効果•検索エンジンにサイトの階層構造を伝える事ができる•検索エンジンに階層構造に準じたリンク構造を伝える事ができる•アンカーテキストのキーワードは、リンク先ページの評価を高める階層構造・リンク構造・アンカーテキストのキーワードは、Googleアルゴリズムの200以上ある要素の中の3つだ。だから、パンくずリストを設置するとSEOの効果がある。
引用元:パンくずリストの正しい使い方 http://w-just.com/blog/breadcrumblist-519.html
コメント:わかりやすい情報を伝えれば、ロボットが簡単に検索してくれるので、評価が高くなります。そうなれば質が自然と上がるので、SEO云々以前にユーザー様の利便性が上がるので、結果的にプラスになります。そして、使っているお客さんも自分がサイト上のどこを見ているかがわかるので、魔耶わずに戻ったりして、次回の利用につながる、あるいは購入につながるというわけです。


そもそもトップページから見ている人は案外少ない

実際、自社ホームページのアクセス解析を見ると、自然検索からの流入はトップページよりもむしろ下層ページのほうが多いはずです。検索結果に下層ページが表示され、そこから流入してユーザーに対して、自分が見ているページがどんなカテゴリ内に属しているのか、サイトの階層や位置をすぐに確認できるようにする役割を担うのがパンくずリストです。
引用元:パンくずリストとは?|SEOに有効な理由と関係性を解説|ferret [フェレット] https://ferret-plus.com/2408
コメント:正しいアクセス解析の側面においても重要な働きをするというわけです。


正しい活用法とは

Googleが推奨している、最も適切と考えられるパンくずリスト設置の方法が「microdata(マイクロデータ)形式での構造化マークアップ」と呼ばれる方法です。難しそうに感じるかもしれませんが、形式にのっとるだけですので、全く難しくありません。
引用元:パンくずリストの正しい使い方 https://seopack.jp/seoblog/20160818-breadcrumb-hurryup-guide/#3
コメント:比較的簡単なのはとてもうれしいものです。ちょっとタグをいじるだけでいいのです。


タグはそれほど難しくはありません。

1.

microdataを使ってマークアップするとこのようになります。1.

1.の全体を囲うulタグに「itemscope itemtype=”http://data-vocabulary.org/Breadcrumb”」を追加します。これによって

    で囲われた全体がパンくずリストであるということを伝えます。 2.のリンクのaタグにitemprop=”url”を書き加えURLであると明示をします。を加えて、で囲われた部分がパンくずリストのタイトルであることを明示します。
    引用元:https://nandemo-nobiru.com/2065/#2 https://nandemo-nobiru.com/2065/#2
    コメント:足すタグはかなり少ないです。ある程度タグをかじっている人ならば、簡単にできるでしょう。余計なプログラムは不要ですから、少しコピペする技術があれば余裕でできます。

    json-ldは、javascriptのようにHTMLファイル内にタグで記述します。ブラウザーへは表示されませんのでページのレイアウトを崩すことなく利用できます。
    引用元:パンくずリストの構造化データはjson-ldそれともmicrodata http://ezhp.jp/web/1466663439.html
    コメント:昨今は自動フォームという物が作られています。それをもとにすれば簡単にお望みのパンくずリストが作れます。


    なんでも入れればいいというわけではない

    例えば、家電のテレビについて書かれている記事ページのパンくずリストがあるとします。「ホーム>家電製品>冷蔵庫>テレビ」とした場合、「冷蔵庫」をどんな風に分類しても「テレビ」とはならないので、NGなパンくずリスト例です。
    引用元:パンくずリストとは?|SEOに有効な理由と関係性を解説|ferret [フェレット] https://ferret-plus.com/2408
    コメント:こうしてしまいますと、ロボットが混乱あるいは、不自然なサイトと評価して、検索においても不利になってしまう恐れがあります。いかにしっかりとコーディングができてもこうした基本的な関連性はしっかりと作っておくことが必須です。


    終わりに

    SEO対策として、パンくずリストはなくてはならないものです。単にSEOの観点で見るのではなく、利用者がとても便利に使えるというのは大きなアドバンテージなはずです。正しい設置方法を知って、あなたのサイトの質を上げてください。