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GoogleAdWordsのリマーケティングは地味に凄い

AdWordsキーワード

たった一回だけ、訪れただけのユーザーに対してもビジネスチャンスとする、
GoogleAdWordsのリマーケティングという考え方があります。
ここでは、Yahoo採用のサイトリターゲティングとの比較を織り交ぜつつ、
リマーケティングに付いて調べました。


リマーケティングについて


GoogleAdWordsのリマーケティングとは?

一般的にコンシューマーネットユーザーは、何らかの商品を購入したいとか、
自分の関心のある事柄を調べたいという場合には、
メインとなるキーワードを軸にしてWebを利用するでしょう。
しかし時には何気なく良くアクセスするページに、
「こんな商品が出たのか。面白そう。」、「えっ、それはどの様な事なの?」
等と思わせるリンクがあれば、アクセスしてしまう事があります。
しかしリンク先の情報を見ると、「無理をすれば買えない事は無いけれども、価格が高過ぎる」、
「面白そうだけれど、ちょっと自分には難しいかな」等と感じて、
当該ページから離脱してしまう事があるでしょう。
もし、前述した様なコンシューマーユーザーも併せてクライアントとして、
取り込めるなら収益アップに繋がる筈です。
GoogleAdWordsのリマーケティングは、これを戦略的にWEBページ上での広告を打ち、
コンバージョンへと導こうとする為のツールと言えます。

リマーケティングを使用すると、ウェブサイトの訪問やモバイルアプリの使用など、
過去にウェブサイトを利用したことのあるユーザーに広告を表示できます。
たとえば、過去に商品やサービスを購入することなくウェブサイトを離れたユーザーに、
使用している端末を問わずに、関連性の高い広告を表示できます。
引用元:About remarketing – AdWords Help
https://support.google.com/adwords/answer/2453998
コメント:少しでも関心のあるユーザーを、逃さないという考えに基いている様です。


リマーケティングの他に、サイトリターゲティングというのもありますが、どう違うの?


サイトリターゲティングとは?

サイトリターゲティングとは、過去に広告主様のサイトを訪問したことがあり、
かつ検索サイトで商品やサービスを検索しているインターネットユーザーに対し、
スポンサードサーチの広告を表示するターゲティング機能です。
引用元:サイトリターゲティングとは – スポンサードサーチ
– Yahoo! JAPAN マーケティングソリューション ヘルプ
https://help.marketing.yahoo.co.jp/ja/?p=7465
コメント:Yahoo!Japanが提供しているツールで、
大まかにはgoogleのGoogleAdWordsリマーケティングに対等の関係にあると考えて良いでしょう。


詳しく見ると、双方には違いがあります

Google AdWordsにおける「リマーケティング」と、Yahoo!プロモーション広告における
「サイトリターゲティング」を、それぞれ図解すると下図のようになります。
リマーケティングとサイトリターゲティングは、配信元と名称が異なるだけで、
基本的な機能や仕組みはほぼ同じです。ただし、下記の3点において違いがみられます。
・掲載サイトが違う
・管理画面の使い方が違う
・ユーザーリストの名称が違う
引用元:https://nandemo-nobiru.com/ad-6070#0102

https://nandemo-nobiru.com/ad-6070#0102
コメント:最早、GoogleとYahoo!Japanの違いと言っても良いのかも知れません。
GooGleのAdWordsリマーケティング場合は、
動画サイトの代名詞的存在のYouTubeが関係していますし、
一方のYahooのサイトリターゲティングでは、
知恵袋やヤフオク等が関係する事も影響があるでしょう。
また、管理画面のオペレーションが異なる事も、
利用時の選択にあたっては考慮する必要がありそうです。

検索ネットワーク GDN
引用元:GoogleAdWordsと内包されるリマーケティングの位置づけ
https://nandemo-nobiru.com/ad-6070#0102
コメント:良くわからないという人は、この様な図を見てイメージする所から入ると分りやすい筈です。

スポンサードサーチ YDN
引用元:Yahoo!Japanのサイトリターゲティングの位置付け
https://nandemo-nobiru.com/ad-6070#0102
コメント:この図を見る限りでは、GoogleAdWordsのリマーケティングと変わらない様です。


GoogleAdWordsのリマーケティング広告の仕組み

リマーケティングは、特定のページに訪れたユーザーを「リスト化」し、
リスト化されたユーザーだけを対象に、
ディスプレイネットワーク内で広告を表示できるという仕組みである。
該当する自社のWebページに、
コンバージョンタグとよく似た「リマーケティングタグ」というコードを挿入すると、
そのページに訪問したユーザーがリスト化される。
引用元:リマーケティングの仕組みを把握する
| 新版 SEM:リスティング広告 新・100の法則
| Web担当者Forum http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2012/10/12/13737
コメント:リマーケティングが、効率を重視した方法である事がわかります。

自社サイトと広告出稿先サイト
引用元:リマーケティング広告の基本的な考え方
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2012/10/12/13737
コメント:気を付けたいのは、
余りしつこい広告であるとユーザーに思われる事かも知れません。
良い方向に向けば、一回目のターゲットページを訪問したのは、
「下見」だったと考える事も出来ます。


リマーケティングのメリット

リマーケティングは自社サイトに訪問したことのあるユーザー、
つまり自社の商材に少なからず興味を抱くユーザーに対して広告を表示するため、
①コンバージョンしなかったユーザーに商材の購入や会員登録などを再度促すことができる
②会社名、商品名、サービス名などを認知してもらうことができる
③コンバージョンしてくれたユーザーに別の商材を勧めることができるなどのメリットがあります。
さらに、リマーケティングは広告を繰り返しユーザーに表示されるので、
繰り返し接することにより好意度が高まる「単純接触効果」が生まれます。
引用元:リマーケティング広告で嫌われない3つの方法
| サイト改善、マーケティング支援のマーケイット(MARKEiT)
https://www.markeit.jp/blog/3point/
コメント:例えばWEBという文化が浸透する前には、
普段は購入する事の無い有名デパートで高級スーツを購入しただけにも関わらず、
その後にもハガキ等の郵便物を送ってくる事があります。GoogleAdWordsのリマーケティングは、
これをWEB広告として利用した物と言えそうです。
但しリマーケティングの場合は効率性が抜群に良い事も、付け加えておくべきかも知れません。


リマーケティングの応用

RLSAは、検索キーワード型広告とリマーケティングをミックスした形なので、
効果は満足のいくものとなるでしょう。

検索広告向けリマーケティング リストの概要検索広告向けリマーケティング リスト(RLSA)は、
広告主様のサイトを訪問したことがあるユーザー向けに、検索広告をカスタマイズする機能です。
該当ユーザーが Google や検索パートナーのサイトで検索を行っている時に、
そのユーザーに合った広告を表示したり、入札単価を調整したりできます。
引用元:検索広告向けリマーケティング リストの概要 – AdWords ヘルプ
https://support.google.com/adwords/answer/2701222?hl=ja
コメント:かなり、役立ちそうです。

検索広告向けリマーケティング
引用元:検索キーワードと組み合わせた、リマーケティング方法もあります
https://anagrams.jp/blog/who-do-show-the-rlsa/
コメント:2013年の夏から、リマーケティング広告の応用バージョンともいうべき、
検索キーワード付きリマーケティング広告という方法が利用出来る様になりました。