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web制作の見積もりを円滑化するために知っておくべき事

web制作は作って終わりというわけではありません。前段に見積書が届いて、それを見たうえで利用するかどうかを決定するものです。今回は、それらの内容を掘り下げて説明していきたいと思います。正しく活用して円滑なサイト運営を行っていただければ幸いです。


web制作に何を考慮にするか?

webサイト内のイラスト
引用元:サイトデザイン http://www.illustbookmark.info/page/16/
コメント:ランクや、労力によっても費用が大きく上下します。ですから、自分がどういう物をお願いしているのかを理解したうえで、見積書を出してほしいです。

Webデザインの料金は大きく分けて「デザイン」か「コーディングも含む」かによって変わってきます。デザインの場合は「素材等の制作」や「写真の有無」が必要なのかなどの点、コーディングを含む場合は「サーバー」や「データベース」などによって変わってきます。
引用元:見積の参考になるフリーランスのWebサイト制作の料金表まとめ 2014年 | 無料の請求書作成管理サービス Misoca(ミソカ) https://www.misoca.jp/blog/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%81%AEweb%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%88%E5%88%B6%E4%BD%9C%E3%81%AE%E6%96%99%E9%87%91%E8%A1%A8
コメント:そこはかなり重要な点で、それによって見積もりの費用が大きく上下していきます。

WEBシステム開発の見積書は大きく分けると超概算見積書、概算見積書、正式見積書(確定見積書)の3段階があります。言葉から察していただけると思いますが、超概算見積書→概算見積書→正式見積書の順番で見積書の内容が細かくなっていきます。
引用元:WEB制作の3つの見積書それぞれの役割 + 受注・発注時の注意点 http://template.the-board.jp/business_tips/article/role_of_three_types_of_estimates
コメント:この3つの段階と、いくつかの要素があります。例えば、打ち合わせの費用や実製作にかかわる費用がそれです。例えば1段階で実製作の費用が10万で、2、3段階で上下する事があるという事です。


超概算見積書

超概算見積書は、自社内で外注予算を組むために、費用を大まかに把握するためのものだ。たとえば、使用したいCMSやASPサービスの価格がいくらなのかを調べたいときや、RFPを作るための情報収集としてもらってもいい。また、見積もりをもらった制作会社に必ず発注しなければいけないという縛りもない。見積もり額の精度は−50%から+100%、すなわち場合によっては半額から2倍の価格になる可能性がある。
引用元:3種の見積書の違いを知る——プロが教える見積書7つの極意② | 安く!早く!を実現するサイト制作の発注マニュアル | Web担当者Forum http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2008/02/12/2373
コメント:簡単に言えばかなりおおざっぱな見積書です。例えば予算100万に悪くても収まるかを知るために必要なものといえるでしょう。


概算見積書(相見積書)

RFPなどを基に、目的、用途に沿った形でお願いするのでかなりブレは少なくなる。見積もり額の精度は−25%から+50%。よほど複雑な要件でない限り、見積もりを依頼したら翌営業日か翌々営業日にはもらえる。
引用元:3種の見積書の違いを知る——プロが教える見積書7つの極意② | 安く!早く!を実現するサイト制作の発注マニュアル | Web担当者Forum http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2008/02/12/2373
コメント:こうなれば、結構精度の高い見積書になります。単に見積書だけでなく、実際にできたものの見本などがもらえる場合があるので、大体のスケジュールも見えてくるでしょう。


正式見積書

概算見積書をもとに、作業内容や工程、単価、数量、ページ数などできるだけ正確にしたものが正式見積書。 公式な見積書であるため、有効期限内に発注契約を結ぶ必要があります。
引用元:WEBシステム開発の見積の出し方について考えてみました | Web活メモ帳 http://blog.verygoodtown.com/2013/03/web-system-estimate/
コメント:この時期になりますと、料金だけでなく内容も細かくなりその会社を利用する事が前提になっています。ですから、改善すべき点はどんどん改善していくように話す必要があります。また、場合によっては予期しないトラブルもありますから、どの程度までの追加行為が無料になるのかを確認する必要があります。単に金額だけでなく、細かい部分も確認しておきます。


ディレクション費用

これは打ち合わせや、メール・電話でのやり取りなど、作業全体の進行管理に関わる費用です。基本的な考え方として制作ボリュームが多いなど、想定される作業期間が長くなればなるほどこの費用が膨らみます。逆に小規模な制作の場合は、この費用は抑えめになります。
引用元:ドリームテラー http://dreamteller.biz/hp/estimate-base/#HP
コメント:それらを考慮にしましょう。

ホームページ制作は単純にホームページを作る作業ではなく、打ち合わせであったり、メールのやり取りであったり様々な付随業務が発生します。ディレクション費用を見積もりに入れておくことで「ちょっと すぐに打ち合わせに来てくれる?」のような事が少なくなりますし、必要のないダラダラ打ち合わせも身が入ると思います。
引用元:やっぱり毎回悩むのでHP制作の見積もり算出方法と見積書の書き方をまとめてみた | Y氏は暇人 http://y-ta.net/estimate/
コメント:つまり、見積もりに考慮されていますとそれだけ費用が掛かるという事になります。ですから、数を減らすか要所要所のみにとどめるかすることによって、値段の削減につながるでしょう。やはりサービスでない限り呼び出すのもただではないわけです。


サイトのランク付け

ランクアップ
引用元:ランクによって http://aff.gnavi.co.jp/partner/reward/remuneration/
コメント:質が上がるのは普通ですが、だからといってあなたのサイトで活用する場合最低限でいい場合があります。例えばブロンズ程度で十分なのに、ゴールドを選ぶのはもったいないです。それも考慮しておきたいものですね。

作業量をランク付けすると理解しやすくなります。サブページにはテキストだけのページもあれば複雑にレイアウトを組むページもあると思います。「サブページ単価:1万円」のように均一価格にしてしまうと、お客さんから「このページは文字だけなのに何で複雑なレイアウトのページと同じ金額なの?」とツッコミはが入るかもしれません。(経験あります・・・)ですのでランク付けをして金額を分けておくと理解しやすいです。
引用元:やっぱり毎回悩むのでHP制作の見積もり算出方法と見積書の書き方をまとめてみた | Y氏は暇人 http://y-ta.net/estimate/
コメント:ランクの根拠は色々ありますが、すべて作り直すであるとか、ちょっとだけ変えるという点で、1~5までにします。これによって、値段の可視化がうまくいくのではないのでしょうか。また、量だけでなく時間で考慮するのもいいでしょう。


コーディング費とは?

HTML言語
引用元:コーディングの内容だけでなく https://someiyoshino.biz/service/html.php
コメント:費用も一緒にチェックしておきましょう。

ホームページ制作で使われている「コーディング」とは、htmlとcssなどの言語を使用してホームページデザインをブラウザ上に表示させるためのソースコード(言語)を書く作業のことをいいます。コーディングはhtmlとcssなどを覚えることで誰もが書けるようになりますが、コーディングをおこなう技術者により、書き方が異なったり、複雑で読みずらかったり、重要なコードが抜けていたりします。コーディングに問題があると、Googleなどのサーチエンジンでサイトが出てこなかったり、Internet Explorer やGoogle chromeなどのブラウザでの表示が崩れたり、ホームページを読み込むスピードが遅くなったり、様々な問題が発生します。
引用元:コーディングとは何ですか? | ホームページ制作 | ビジネス進出は香港BS http://hongkong-bs.com/homepage/faq-web/web31/
コメント:これはサイトの根幹にかかわるものです。ですから、費用が数万円単位かかることは普通です。見積もりでも、どの部分になされているかが書かれている場合があるので、それをしっかりと確認しましょう。


終わりに

この様に、見積もりの内容は様々なものを考慮して考える必要があります。また、段階も3つあって、段階を経て会社の状況に合致しているかを考える事がとても大切です。是非見積書をしっかりと理解して、最高のサイトを作っていきましょう。