前回より職場や組織で何故か浮く人、嫌われたり、いじめに合いやすい人をテーマにお話ししていますのでその続きです…。
他人は変えられない、自分は変われる
しかし自分が変われば、そんな環境でも以前よりは少しは良くなってくるかもしれません。
とはいえ、人間には必ず善悪の心、そして人同士の思想の違いというものは存在します。
この世界や自分の周りから100%いじめ、喧嘩等の不毛な争いを無くすことは出来ませんが、それでも極力、自分がその当事者、被害者になる事を避ける手段はいくつか存在します。
もしあなたが今組織の中でなぜか浮いている、なぜか先輩や上司からいじめの標的にされている、その理由は分からない…浮いているとお悩みの方は、何かあったときにすぐ「自分が、自分が」という思考パターンではなく、今自分が所属している「職場が、会社が、チームが」 という風な考え方にシフトチェンジしていけばいいのではないかと思います。
例えばあなたが今、データ入力の仕事を行っているとするなら、もっともっとパソコンが早く使えるようになり、もっともっといろんなパソコンソフトを使えたり詳しくなって「私がヒーロー」になってやる…。
という考え方ではまたどこか浮いて、嫉妬深い人やいじめっこ気質な人に目を付けられる可能性が上がります。
そこで「私がヒーロー」ではなく、「組織をヒーローしてやる」という風に、これまでに身につけたこと、仕事で学んだことを組織のためにどう使えるか、逆に今組織の良くしていくために自分に足りないスキルは何なのか、そこを勉強して覚えて行こう、または自分を含めた今の組織のメンバーがどう動けばどんな風に良くなって行くのか、と考えるのがオススメです。
ちなみにどう動けば組織がよくなるかという考えですが、これは決して「相手の間違いを正してやる」という行動ではありません。
集団で仕事をしていると、周りの仲間が不可解な行動、意見の食い違いというのは度々発生します。
そういう時にすぐに相手を悪で間違いだと決めつけるのではなく、理解してあげる、そして本当に相手の不可解な行動が組織に物理的、数字的なマイナスを発生させていたら初めて、その時に自分がどうしてほしいのかを上の相談したり、パワハラにならないように本人に相談してみる方が良いと思います。
ただし、それで自分の意見が通らなくても感情的にならないように(笑)
※この記事は来週に続きます…。