方向指示看板
シール貼り、梱包、封入、データ入力と様々な作業現場がありますが、最初のうちは作業内容も不明な事が多く、些細なミスをしたり、その他の予期せぬ出来事で先輩や上司から怒られたり注意を受けることも皆さんご経験あると思います。

問題はその後で、こういう時にひどく落ち込んで引きずったり、もっとひどい人になるとキレて仕返しを始める少々幼稚な人も視たことがあります。

しかし一方で、怒られたり失敗したことを気にせず明日も前向きに頑張って行く人だっていますね。

こういう”ミスや挫折に強い人”の考え方というのは、ミスや叱責に弱い人と何が違うのでしょうか?

本日は失敗した時に落ち込まない人の普段の考え方、心構えを参考に、一緒に解決策の一つを考えていきたいと思います。

ミス=失態ではなく”プロトタイプ ”

仕事上でミスや誰かからの出席を極端に恐れる人というのは、
『ミス=恥』つまり自分の不手際でダメなことと捉えてしまう傾向があるそうです。

一方、多少のミスで落ち込まない人というのは、今日やらかしてしまったミスや誰かから受けた批判をプロトタイプ、つまり更に改良や成功するためのヒントの1つとしてとらえるのだそうです。

今現在あなたが出来ること、知っていることを”プロトタイプ”と考えることは仕事でも大変有効で、例えばデータ入力の現場などPCでの作業が多い現場の場合、一般のパートなどはあまり関係ありませんが正社員クラスなどになってくるとシステムの開発といったものを業務内容で担当する場合があります。

どんな開発かと言いますと、倉庫の仕分け等の検品作業で使うタッチパネルの画面を作成してほしい、それを実際に専用のタブレットに実装して欲しい、そういった開発です。

Windowsを用いてそういった画面を作成し、所定のソフトを用いて業務用のタブレットにデータを移行して検品用のタッチ画面として実装する。

…という文章で書くと非常に単純な作業なのですが、いざタブレットに実装すると、何かしらの画面内のボタンが動かない、画面が移動しないといった予期せぬ不具合が必ず発生します。

これは初めて開発するデータ類だと毎回の事なので、そのたびに落ち込んだりイライラしている場合ではありません。

逆にその失敗は“財産”であり、どこが原因でうまくいかなかったのか、どの部分のシステムを組み帰ればきちんとタブレットの実装できるのか、というヒントを見つけるきっかけになります。

これと同じ考えで、今日やらかしたミス、誰かに叱責を受けた内容をプロトタイプとして考えるわけです。