前回より“嫌な作業、仕事を現場から任されている時の対処法”をテーマにお話しておりますのでその続きです。
仕事を時間割のように細分化してみる
それでも現場ではやはり嫌な仕事、やるのが大変な仕事、辛い仕事というのはあったりしますね。
例えば過去に経験があるのですが、とある飲食店で働いていた時、年に数回”グリーストラップの清掃”を任されたことがあり、まるでドブに手を突っ込むような不潔な作業になりますので、精神的にも億劫で嫌でした。
そこで考えたのが(と言っても仕事のハウツー本などで仕入れた知識の応用ですが)、例えばこの“嫌な仕事を細分化して考えてみる”方法です。
作業行程とも言いますが、
- まずグリーストラップの穴の蓋を開ける
- ゴム手袋を手に装着する
- 掃除用の金ざるを手に取る
- 金ザルでグリーストラップの油をすくう
…と、一つ一つの作業は一般的に健康体な人物であれば可能な動作です。
このように、一つ一つの作業を 細分化して考えてみると各作業そのものは”単純に行える内容”なので、苦手な作業を頭の中でこのようにこなしていくというのも一つの手です。
中途半端な仕事は思い切って捨てる
これは今日1日の仕事というより、今後のあなたの人生設計やキャリアプランに関する話にまで発展します。
例えばどうしても今の職場に継続してゆくのが辛い仕事があり、更にこの先”半年…一年…”と毎日行っていくメリットがない、そういう仕事を今の職場で恒例的に続けさせられているという場合は、思い切って“その仕事を捨てる”と、少々言い方は悪くなりますが、あなたの人生にはこういう選択肢も”1つの案”としてあるということを忘れないでください。
この先、その仕事自体を続けるメリットが本当にあなた自身にあるのか、お給料以外に得られるものがあるのか、あなた自身が”2年後3年後こういう風になっていたい、”という目標にちゃんと近づけて行ける現場なのか、という基準で選びます。
もちろん人間働かなければお金を稼げず生きてはいけません、仕事は必要です。
例えば”自分の夢ばかり、自分のやりたいことばかり”にこだわりすぎ、30代40代になってもその道で全く稼げていないミュージシャンや漫画家のような、老後の事を考えると少々大変な生活になるという場合もあります。
なのである程度生活の基盤は確保しつつ、本当に毎日続けて行く意味がある仕事なのか、そういう個所にスポットをあててメリットのない仕事は思い切って捨てる、という方法もあるのかもしれません 。
もちろんこれは再就職などが伴い、あなた自身が独断でいきなり決定をするのは少々危険な行為になります。
そこでまずは、あなたの身近にいる仕事や人生に関して信頼ができる相手に相談することから始めてみましょう。
場合によっては今回私が当ブログでご紹介したよりもっと良い、あなたに合った解決策を提示してくれるかもしれません。