前回より新しい職場環境で気が付くと浮いてしまう、居心地が悪いなどでお悩みの方に解決法などをお話していますのでその続きです…。
グループの主役にならなくていい
リア充という言葉が10年ほど前に流行り、友達も多く恋人も居て、その人自身もまるでグループの中心であるかのようにとても人生(リアル)が充実している、そんな人を指す言葉のようです。
しかし本当に友達も居て彼女も居るリア充は集団の中心に見えるようで、実は逆なのです。
決して彼らは自分から目立ちに行こう、ヒーローになってやろうなんて意識していません。
逆に集団のではみんなのノリに合わせている場合が多いように見えます。
自分のノリにみんなを合わせさせるのではなく、自分から空気を読んで合わせている。
名脇役に徹しているのですね。
では、そのように空気を読んで相手に合わせるには?
いきなりはしゃがなくていいのです、最初からいっぱいしゃべらなくていいのです、嫌われるのを恐れて無理に愉快な人物を演じなくていいのです。
初めは無口なモブでいましょう。
その分、目と耳を動かす、
自分がガーッっとしゃべっているより
とにかくみんなを観察し、周り居る人たちの気持ちを知ることです。
すると1ヶ月くらいで、何となくこの集団はこういう空気だ…というのが解ってきます。
勿論、個人差の性格や相手側の性格に問題がある、その他相性などでどんな人間関係もこれで完璧だ、とは言いきれない部分もありますが。
こちらの方法を意識するだけでも新しい環境でのトラブルは減らせるのではないでしょうか。
どんなに頑張っても辛い時には
それでも、どんなに頑張っても上記で紹介したような方法を試してみても、何かしら原因がわからないけれど毎日が精神的に辛い、うまく新しい職場環境に溶け込めない…と、そういうお悩みをお持ちの方も居ると伺っています。
そういう時には一つの方法として医師に相談してみるという方法もオススメです。
これはどういう事かと言いますと、適応障害というちょっとした心の病気のような症状があります。
新しい職場環境、特に人数が多かったりこれまでと大きく変化があるような、そういった人間関係の中に毎日通うことになると、場合によっては環境にうまく適応できず憂鬱な状態になってしまうという場合もあります。
私も医療については素人なので詳しくは存じませんが、人それぞれや幼少の頃から育ってきた環境、さらに性格も違いますので、本当に今の職場で何か精神的に苦しい辛いという時には1人で抱え込まず無理をしないで、メンタルクリニックなどに相談してみるのもオススメです。